不正アクセスにより、逮捕されてしまった中高生もいます。
2024年12月、男子中学生が金融機関のアプリに不正アクセスして現金を引き出し、被害者の女性3人の口座から400万円を盗んだ疑いで逮捕されています。男子中学生はフィッシングサイトを作成し、口座番号や暗証番号を手に入れたということです。
2025年2月には、オンラインゲームを通じて知り合った中学3年生2人と高校1年生1人が、生成AIを用いてプログラムを作成し、楽天モバイルに対して大量の不正アクセスを行い、他人の名義で通信回線を不正に契約しました。
始めは、技術的な好奇心からフィッシングサイトや不正プログラムを作成し、アカウントを乗っ取ったのかもしれませんが、最終的には金銭目的の犯罪に発展しています。
子供に不正アクセス行為をさせないためには、普段から他人のアカウントにログインすることは違法だと認識させることが大切です。他人のパスワードを破ることはゲーム感覚で行ってはいけないこと、「バレないだろう」と軽く考えてはいけないなどの話をしてあげてください。
また、サービスのアカウントを家族で共有しているケースもあるかもしれませんが、それは家族アカウントとして契約しているという説明や、基本的にアカウントの共有は許されない行為だと話しておくのも良いと思います。
小学生ぐらいのお子さんだと、秘密を共有するような感覚で「私のパスワード教えるね」と友達に教えてしまう人もいます。中学生ともなると、恋人同士でパスワードを教え合うケースもあるようです。パスワードは人に教えてはいけないことも改めて伝えましょう。
また、被害に遭うことを防ぐために、不正ログインされないための設定も必要です。Instagramのパスワードを長くて推測されにくいものに変更しておくか、「二段階認証(二要素認証)」の設定が有効です。二段階認証の設定方法は、Instagramのヘルプページにありますので、参考にしてください。不正ログインは子供だけでなく、大人も被害に遭う可能性がありますので、一緒に設定しておくと安心です。
また、もし不正アクセス、もしくは乗っ取られた場合は、Instagramへ報告することで対応してくれることもあります。Webブラウザでヘルプセンターにアクセスし、Instagramに被害を報告してください。時間はかかるかもしれませんが、アカウントを取り戻した例もあります。
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