端末の新規設定時やOSアップデートなどのタイミングで、デフォルトのブラウザや検索エンジンをユーザー自身に選ばせる画面が表示されるようになる。これも今回の法改正による大きな刷新だ。
iPhoneを例に挙げると、これまでは「Safari」が標準だった。しかし今後は、設定時に「Safari」以外にも「Chrome」「Edge」「Brave」「楽天ウェブ検索」といったサードパーティー製ブラウザが選択肢として並ぶ。検索エンジンについても同様で、「Google」だけでなく「Bing」「Yahoo」「Ecosia」「DuckDuckGo」などから、自分の好みに合ったものを標準に指定できる。
既にPCやスマホの扱いに長けている層にとっては、こうした設定は「後から手動で変えれば済むこと」であり、今さら感があるかもしれない。しかし、これからスマホを使い始める世代やITに詳しくない人々にとっては、初期設定の段階で多様な選択肢に触れる機会となる。
特定のサービスが「最初から入っているから」という理由だけで選ばれる状況がなくなり、純粋な利便性で選ばれる。この「選択の自由」こそが、スマホ新法が目指す競争促進の第一歩といえるだろう。
ちなみに、こうした画面にはチョイススクリーンという呼称が使われている。詳細な情報を検索する際のキーワードとして覚えておこう。また、チョイススクリーンに関しての概要は、公正取引委員会の「選ぼう! じぶんブラウザ」というWebページにコンテンツが整っている。
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