料金改定で「mineo」はどれだけお得になった? 「1Mbps/3Mbps使い放題」の実測値やお得な裏技も紹介スマホ料金プランの選び方(1/2 ページ)

» 2026年01月13日 15時27分 公開
[シムラボITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 mineoでは、2025年12月から料金プラン「マイピタ」の料金を改定しました。以前と同じ料金で使える容量が増えた他、低速使い放題の「パケット放題 1Mbps」「パケット放題 Plus」も追加料金なしで使えます。

 そこで今回はマイピタの料金を他社と比較した上で、筆者が実践するお得な使い方も解説します(料金は全て税込み)。

料金そのままでデータ容量アップ

mineo 「マイピタ」では料金据え置きでデータが増量された上、パケット放題も使えるようになった

 今回の改定ポイントは大きく2つあります。1つ目はデータ容量です。マイピタはこれまで月1GB、5GB、10GB、20GB、50GBの5つの容量が選べました。このうち、50GB以外は料金据え置きでデータ容量が月3GB、7GB、15GB、30GBに増量されました。

mineo マイピタでは料金据え置きでデータを増量した。ただし50GBのみ増量なし

 筆者も2019年からmineoはドコモ、au、ソフトバンク回線の3プランともに契約していますが、12月から自動で3GBに増量されていました。

mineo 既存契約者は手続き不要で自動で増量される。月1GBだった筆者の契約も3GBに増量されていた

他社との料金比較 増量後も「最安」ではない

 これまでmineoのマイピタは他社に比べると割高でしたが、今回の増量でどう変化したのでしょうか。主要なスマホキャリアの料金と比較してみました。

mineo 増量後もmineoは他社に比べて安いとまではいえない。小容量帯に比べると月30GBや50GBはまだ競争力があるものの、日本通信の安さが圧倒的だ

 データ容量と料金のみで比較すると、mineoは増量後もそれほど安いとはいえません。例えば月3GBの場合、mineoは月額1298円ですが、LINEMOは990円、楽天モバイルは1078円、日本通信なら730円です。月7GBと15GBもIIJmioや日本通信の方が安いです。

 月30GBや50GBは他社と比較してもなかなか安い料金ですが、この容量帯では日本通信が圧倒的な安さを誇っています。mineoのマイピタはデータ増量により他社との差は縮まったものの、それでも他社に比べて安いとまでは言えません。しかし、マイピタには無料で使える強力なサービスが追加されました。それが「パケット放題」です。

パケット放題が追加料金なしで使える

 マイピタでは、データSIMのシングル3GBを除くと、その容量を選んでもパケット放題が無料で使えるようになりました。

 パケット放題とは、アプリやマイページから低速モードをオンにすると、最大速度が制限される代わりにデータ容量を消費しなくなるサービスです。音声SIMのデュアルタイプの場合、月3GBと7GBは「パケット放題 1Mbps」、15GB以上は最大3Mbpsで使い放題の「パケット放題 Plus」が使えます。なお、利用するには別途申し込みが必要です。

mineo 音声3GBと7GBの契約者はパケット放題 1Mbps、15GB以上はパケット放題 Plusが無料で使える

 「パケット放題 1Mbps」「パケット放題 Plus」はともに3日間で10GB使うと速度が最大200kbpsに制限される点には注意が必要ですが、最大1Mbps/3Mbpsで容量を消費せずに使えるのは大きなメリットです。1Mbpsの速度があれば動画も標準画質で詰まらずに視聴できますし、3Mbpsなら高画質でも視聴可能です。データ容量と料金だけを比較すると他社より割高に感じますが、パケット放題が無料で使える点を含めると非常に魅力的なプランになったといえるでしょう。

パケット放題の実際の速度は?

 パケット放題が無料なのは大きなメリットですが、気になるのがパケット放題の実際の速度です。パケット放題 1Mbpsとパケット放題 Plusの1Mbps/3Mbpsはあくまで最大速度であり、常にその速度が出るわけではありません。特にmineoは高速通信でも昼や夕方に速度が遅くなるため、実際にどれくらいの速度が出ているかが気になります。

 そこで、筆者がパケット放題 1Mbpsとパケット放題 Plusをオンにした状態で、2025年12月の平日昼の速度を測定してみました(測定端末:AQUOS wish2、アプリ:Ookla Speedtest、測定場所:福岡市天神地区)。

mineo パケット放題 1Mbpsをオンにした状態では、平日昼12時台でも1Mbps近い速度が出ていた(左からDプラン、Aプラン、Sプランの順)

 パケット放題 1Mbpsをオンにした場合、平日昼12時台でも全ての回線でほぼ1Mbps近い速度が出ていました。筆者はmineoの高速通信の速度を毎月測定していますが、最近は昼12時台でも1Mbps以下になることはほとんどありません。エリア特有の悪い要因が重ならない限り、1Mbps近い速度が出るはずです。

 一方、最大3Mbpsのパケット放題 Plusで最大速度が出るかというと少し微妙です。

mineo パケット放題 Plusをオンにして平日昼12時台に測定した場合、AプランとSプランは3Mbps前後の速度が出ていたが、Dプランは2.5Mbpsに届かないことが多かった(左からDプラン、Aプラン、Sプランの順)

 同じくパケット放題 Plusをオンにして12月の平日昼12時に測定したところ、AプランとSプランは3Mbps近い速度が出ていたものの、Dプランは2〜2.5Mbps程度しか出ていませんでした。筆者が毎月測定している高速通信の速度では3Mps以下になることはほとんどないため、低速オンでも3Mbps近い速度が出るかと思っていましたが、今回は意外にも届きませんでした、昼の混雑時間帯では常に最大速度が出るとは限らないようです。

 また、今回はDプランが最も遅い結果になりましたが、3プランの速度は測定日、エリアや環境によって大きく変動します。条件によってはSプランやAプランも同様に3Mbpsに届かない可能性があるので注意しておいてください。

 とはいえ、平日昼12時でもパケット放題1Mbpsではほぼ最大速度が出ており、パケット放題 Plusで最も遅かったDプランでも、ほとんどのことはできる速度が出ています。うまく活用すればかなりの容量節約になるはずです。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月09日 更新
  1. NHK受信料パトカー・消防車から徴収問題、猛反発を受け「検討を進めていく」と会長 (2026年08月07日)
  2. 楽天モバイルのローミングは「予定通り9月末に終了」 ただし「ルーラル限定で継続」の可能性も (2026年08月07日)
  3. KDDIが値上げしても解約率が低下した理由 au、UQ mobile、povoを循環させ「脱・販促費競争」へ (2026年08月07日)
  4. ミストが出るハンディファンって涼しいの? 家電量販店でも買える「Aecooly Cold Air/Cold Air Pro」を試す (2026年08月08日)
  5. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  6. まだ「つながりにくい」声ある“ドコモ通信品質問題”の現在地 前田社長が明かす「道半ば」の詳細解説 (2026年08月06日)
  7. ahamoの「40GB化」は値上げの布石か? 通信品質改善と料金設定で揺れるドコモの戦略 (2026年08月08日)
  8. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
  9. ドコモが念願の増収増益に好転 「ドコモMAX」好調も後押し、今後は“ロイヤルユーザー”を重視 (2026年08月06日)
  10. フォルダブルスマホを支える“影の主役” TCLの折りたたみディスプレイを見てきた (2026年08月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー