「Nothing Phone (4a)/(4a) Pro」日本上陸 LEDで個性が光る5万円台からのスマホ、FeliCaにも対応(2/2 ページ)

» 2026年04月15日 15時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「Phone (4a) Pro」はアルミボディーを採用、サテン質感のピンクも

 一方で、上位モデルであるPhone (4a) Proは、よりプロフェッショナルな要求に応えるためのスペックを凝縮した。黒住氏はこの上位モデルについて「機能性やデザインの精度において一歩上を行くプロダクトだ」と語った。カラーバリエーションはシルバー、ブラック、ピンクの3色を展開する。

Phone4a Phone4aPro Nothing Phone (4a)(写真=下)の上位モデルに相当するPhone (4a) Pro(写真=上)

 デザインの最大の違いとして、Phone (4a) Proは航空機グレードのアルミニウムを用いたユニボディー構造を新たに採用した。同氏はこの挑戦について「質感や人との関わりを考えたとき、改めてデザイン言語の中に金属を意欲的に取り込もうと考えた」と説明する。手触りはサラッとしたサテンのような感触に仕上げた。

 金属素材の採用は剛性の向上による薄型化にも寄与しており、ブランドのスマートフォンとしては最薄となる。実際、Phone (4a) Proは(4a)より0.6mm薄い。重量は(4a)の方が5g軽い一方で、重さはアルミボディーのPhone (4a) Proが若干重い。参考までにサイズと重量の公称値を以下に記載する。

  • Phone (4a) Pro:約76.6(幅)×163.6(高さ)×7.9(奥行き)mm、約210g
  • Phone (4a) :約77.5(幅)×163.9(高さ)×8.5(奥行き)mm、約205g
Phone4a Phone4aPro Nothing Phone (4a)(写真=左)とPhone (4a) Pro(写真=右)を並べると、素材の違い、それにアウトカメラの配置方法からだいぶ印象が異なる
Phone4a Phone4aPro Nothing Phone (4a) Pro(写真=右)の方がPhone (4a)(写真=左)よりも若干薄い。ただし、カメラ部分を除く

 Phone (4a) Proのアルミボディーは熱対策の面でも有利に働き、5300平方ミリメートルの大型ベイパーチャンバーの搭載に加えて「金属ボディー自体を放熱板として利用している」そうだ。

Phone4a Phone4aPro Nothing Phone (4a) Proは5300平方ミリメートルの大型ベイパーチャンバーを搭載する

 Phone (4a) Proは137個のミニLEDからなる「Glyphマトリックス」を搭載。「Phone (3)」よりもLEDのカバーエリアを57%拡大して視認性を高め、通知機能やセルフィーミラー機能としての役割を持たせた。遠くからでもタイマーのカウントダウンなどを明瞭に確認できる設計となっている。黒住氏は「スマートフォンを閉じていても(ディスプレイが消灯していても)大切な情報が見えるものを可視化していきたい」と光のインタフェースの意義をアピールする。

Phone4a Phone4aPro Nothing Phone (4a) Pro(写真=右)は137個のミニLEDからなる「Glyphマトリックス」を搭載する。ミニLEDで表現できることはPhone (4a)(写真=左)よりも多い
Phone4a Phone4aPro Nothing

 カメラシステムにも明確な差異を設けた。上位モデルのメインカメラには、光学式手ブレ補正付きのソニー製5000万画素センサー「LYT700c」を採用した。高度なコンピュテーショナルカメラ技術「TrueLens Engine 4」では、先進的なマルチフレームのRAW処理や、12層のAIセグメンテーションを実施する。この高度な画像合成技術と組み合わせることで、非常に明るくクリアな写真が撮影できる。

Phone4a Phone4aPro Nothing メインカメラは光を多く取り込めるソニー製センサーを採用する。明るくクリアな写真を撮影できる

 Phone (4a) Proのズーム性能は標準モデルのPhone (4a)を大きく上回る。ペリスコープカメラを駆使し、最大140倍のデジタルズームを実現した。加えて7倍のセンサー内ズームにも対応し、遠くの被写体も鮮明に捉える。黒住氏は「140倍ズームでも三脚を使わずに手ブレを抑えて撮影できるほど精度が高い」と自信を見せた。

 ディスプレイもPhone (4a) Pro専用の仕様を用意した。6.83型の有機ELを搭載し、超狭額ベゼルを採用することで没入感を高めた。リフレッシュレートは最大144Hzに達し、ピーク輝度は5000ニトという極めて明るい画面を実現した。直射日光の下でも高い視認性を保ち、滑らかな操作体験を提供する。

Phone4a Phone4aPro Nothing Phone (4a)(写真=左)は6.78型、Phone (4a) Pro(写真=右)は6.83型の有機ELを搭載する。ボディーの大きさはPhone (4a)の方がやや大きく見える

 プロセッサには「Snapdragon 7 Gen 4」を搭載した。標準モデルのPhone (4a)と比較してより高い処理能力が期待できる。さらに、高速なデータ転送を可能にするDDR5Xのメモリと、読み書き速度に優れたUFS3.1のストレージを採用し、AI機能やマルチタスクを快適に処理する。

 本体はIP65の防塵・防水性能を備え、IP64のPhone (4a)より防水性能は高い。Phone (4a) Proの価格は直販サイトにおいて7万9800円となる。グローバル向け発表時点の価格は499ユーロ(約9万1000円)からなので、(4a) Proも日本の方が安い。国内の通信キャリアでは唯一、楽天モバイルが取り扱う。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月17日 更新
  1. なぜ店員によって勧めるルーターが変わる? 自宅回線から逆算する、新生活に役立つWi-Fiルーター選びの超基本 (2026年04月16日)
  2. 3COINSの4180円「デバイスバンドPlusAL」を試す スマートウォッチの“最初の一歩”に最適な理由 (2026年04月16日)
  3. YouTube、ショート動画の「視聴上限0分」設定を一般開放 ダラダラ視聴抑止へ (2026年04月16日)
  4. 「Nothing Phone (4a)/(4a) Pro」日本上陸 LEDで個性が光る5万円台からのスマホ、FeliCaにも対応 (2026年04月15日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 単一100W出力が可能な充電器「UGREEN 100W PD 充電器」が33%オフの5980円に (2026年04月16日)
  7. KDDIがSIMフリーブランド「au Flex Style」開始、第1弾は「Nothing Phone (4a)」と「OPPO Find N6」 (2026年04月15日)
  8. 「好きな決済音」はありますか? SuicaやWAONを抑え、1位に「あの音」がランクイン――バイドゥ調査 (2026年04月16日)
  9. ラグジュアリーカード最上位「Black Diamond」会員イベントに潜入 年会費66万円の価値はどこにある? (2026年04月17日)
  10. 「Galaxy A57 5G」4月23日発売 約6.9mmボディーに3眼カメラや5000mAhバッテリー搭載で約8万円 (2026年04月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年