NHK(日本放送協会)が国民から集めた受信料で制作したドラマなどの番組を「Netflix」に提供することに対して視聴者から厳しい批判が集まっている。NHKの井上樹彦会長は批判に対する見解と今後の方針を定例会見の場で具体的に明らかにした。
記者から「Netflixへの番組提供は利益目的ではないかという質問や民放から自制すべきといわれている」ことについて問われた井上氏は次のように発言した。「受信料で制作した番組の外部提供は利益を目的とするものではなく放送法に基づいて事業者の要請に応じて行うものだ。NHKが市場で収益の最大化を目指すものではない」と語り外部提供による利益の追求を明確に否定する姿勢を見せた。
さらに井上氏は「この提供で結果的に得られる副次収入が出れば配信費用や番組制作などのサービス充実に活用でき非常にいい循環ができる」とし、良い番組を作る資金集めだと主張した。
NHKは5月、日本文化の発信と海外展開を強化すべく、大河ドラマや連続テレビ小説など過去の人気ドラマ合計19作品を順次世界配信していくことをNetflixと合意したことを発表していたNHKコンテンツ 海外展開の強化について(出典:NHKのニュースリリース)
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