スマホをすぐに充電できない――バッテリー駆動時間を少しでも長くする方法をチェック!

» 2026年07月29日 19時30分 公開
[井上翔,ITmedia]

 大規模な災害が発生すると、スマートフォンが情報を入手する手段として大いに役立ちます。しかし、スマートフォンは使えば使うほどバッテリーを消費していきます。

 「なら充電すればいい」と思うかもしれませんが、災害が発生した場合はすぐに充電できるとは限りません。「じゃあモバイルバッテリーを」と言いますが、モバイルバッテリーも“バッテリー”なので、限界があります。

 スマホ自身のバッテリー駆動時間を長くするにはどうしたらいいのか――その方法を紹介します。

「省電力モード」があるなら活用

 多くのスマホには「省電力モード」が備わっています。メーカーや機種によっては「低電力モード」「バッテリーセーバー」「省エネスイッチ」など別の呼び方をしていますが、いずれにしてもオンにするとスマホのバッテリー消費を抑制するための設定を一括で行ってくれます。

 設定内容は機種によって異なりますが、例えば以下の設定を一括で行ってくれます。

  • (5Gスマホの場合)5G通信をオフにする
  • ディスプレイの輝度を最低にする
  • ディスプレイのリフレッシュレートを抑える
  • プロセッサ(SoC)の動作クロック(≒パフォーマンス)を抑制する
  • バックグラウンド(画面非表示)で動くアプリを停止する

 省電力モードの設定方法は機種によって異なるので、手持ちの機種のユーザーズガイドやサポートサイトを参照するのが確実です。この記事では、幾つか例を挙げます。

iPhoneの場合(低電力モード)

  • 「コントロールセンター」を使う方法
    1. コントロールセンターを開く
      • 機種によって「画面右上隅」または「画面右下隅」からスワイプ
    2. バッテリーのアイコンをタップする
      • ない場合は「+」アイコンから追加可能
    3. 低電力モードに関する警告が出てきた場合は「確認」をタップ
  • 「設定」を使う方法
    1. 設定を開く
    2. 「バッテリー」をタップ
    3. 「電力モード」をタップ(iPhone 15以降の機種のみ)
    4. 「低電力モード」のスイッチをオンにする
バッテリー iPhoneの場合、低電力モードをオンにするとバッテリーアイコンが黄色くなります(出典:Appleサポート)

Androidスマートフォンの場合

 Androidスマホの場合、メーカーや機種によって省電力モードの呼び出し方が異なります。幾つかのメーカーの手順を紹介します。

  • Google Pixelシリーズ(設定画面からの場合:Android 11以降)
    1. 「設定」を開く
    2. 「バッテリー」をタップ
    3. 「バッテリーセーバー」をタップ
    4. 「バッテリーセーバーを使用」をオンにする
  • Samsung Galaxyシリーズ(設定画面からの場合)
    1. 「設定」を開く
    2. 「バッテリー」をタップ
    3. 「省電力モード」をオンにする
  • AQUOSシリーズ(設定画面からの場合)
    1. 「設定」を開く
    2. 「バッテリー」をタップ
    3. 「長エネスイッチ」をタップ
    4. 「長エネスイッチの使用」をオンにする
  • Xperiaシリーズ(設定画面からの場合)
    1. 「設定」を開く
    2. 「バッテリー」をタップ
    3. 「STAMINAモード」をタップ
    4. 「STAMINAモードの使用」をオンにする
Xperiaの場合 Androidスマホの場合、省電力モードの名称がメーカーによって異なりますが、設定画面における位置はおおむね同様です(出典:ソニー)

手動設定なら画面を「なるべく付けない」「輝度を落とす」を心掛ける

 一括設定以外にも、個別に変えることでバッテリーの節約につながる設定もあります。その1つが画面です。

 スマホの画面は液晶ディスプレイか有機ELディスプレイを採用しており、前者はバックライト、後者は画素そのものが発光します。この“発光”が意外と消費電力が大きいのです。

 そのため、「画面をなるべくオフに(消灯)する」「画面の輝度を低くする」ということは、バッテリー駆動時間を長くする上で意外と大きな効果があります。

 また、有機ELディスプレイを搭載するスマホなら「ダークモード」にすることも節電につながります。機種によっては、先述の省電力モードで一括設定される項目にダークモードが含まれていることもあります。ダークモードの設定方法は、手持ちの機種のユーザーズガイドやサポートサイトを参照してください。

 ただし、画面の輝度を下げると明るい場所(日中の屋外)における画面の視認性が低下します。その点だけは注意してください。

輝度 画面は意外とバッテリーを消費します。輝度を下げると消費電力を抑えられますが、屋外での視認性が低下することもあるためバランスを見て調整してください
ダークモード 有機ELディスプレイを備える機種の場合は、ダークモード(右)に設定するのも効果的です。画像のGalaxy S26 Ultraの場合、省電力モードをオンにすると自動的にダークモードもオンになります

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