3万円のエントリー機に“マルチアングル液晶”――「オプティオ33LF」(2/4 ページ)

» 2004年01月07日 12時30分 公開
[高柳政弘,ITmedia]

 また、オプティオ33LFでは、前モデルで省略された光学ファインダーも装備している。電池を節約したいときや、電池の残量が少ないときには液晶ディスプレイをオフにして、光学ファインダーで構図を確認できるのはやはり便利だ。

 液晶ディスプレイの画面は、「OK」ボタンを押すことで、通常表示/ヒストグラム表示/グリッド表示/情報表示なし/液晶画面オフという具合に切り替わる。ヒストグラム表示画面では白飛びや黒つぶれのチェックを、グリッド表示画面では水平や垂直、構図の確認が行えるので便利だ。欲をいえば、グリッド表示が撮影した画像に対しても行えるようになり、さらにグリッドのオン/オフを切り替えられれば、さらに使い勝手がよくなるのだが。

写真は、水平や垂直、構図の確認に便利なグリッド表示画面。「OK」ボタンを押すことで、通常表示画面やヒストグラム表示画面などに切り替えられる

 下の写真は、グリッド表示画面で水平をきちんと合わせたもの。特に、風景写真などでは水平が傾いていると、貴重な時間を費やして撮影した写真が台なしになってしまう(意図したものは除く)。もちろん、水平の傾いた写真はフォトレタッチソフトで水平角度を補正できるが、補正の必要のない写真を撮りたいものだ。

1/320秒、F8.3、ISO100、2048×1536ピクセル(オリジナル画像はこちら

 光学3倍のズームレンズは、テレ端の開放F値がF5.0で一般的なレベルだが、ワイド端はF2.6と明るめだ。

F2.6-5.0、38-114ミリ相当の光学3倍ズーム

 オプティオ33LFでは、望遠ボタンを押し続けていると、光学ズーム領域から一度も止まることなくデジタルズーム領域に入ってしまう。筆者の場合は、デジタルズームを極力使わないようにしており、デジタルズーム機能をオフにしているのでよいのだが、使い勝手を考えたら望遠ボタンをテレ(望遠)端で長押しし続けることでデジタルズーム領域に入って欲しい。

 電源オンからの起動時間は約4秒とちょっと遅く感じたが、このカメラは豊富なセッティングを行えることが売りなので起動時間の遅さはあまり大きな問題ではないだろう。

 またエントリーモデルながら、ピント確認用の電子マグニファイアー(拡大表示)機能を搭載している。この電子マグニファイアー機能は、マニュアルフォーカス時に左/右ボタンを押すと被写体中央部がディスプレイ画面いっぱいに拡大表示され、正確なピント合わせにとても有効だ。

 測光範囲は、分割/中央重点/スポットの3種類。シャープネス/コントラスト/彩度は、それぞれ3段階で調整できる。露出補正は1/3EVステップで行え、補正範囲は-2.0〜+2.0EVだ。また、左右ボタン(デフォルト)には露出補正機能が割り当てられており、ボタン一発で露出補正値を変更できる。この左右ボタンには、ほかの機能を割り当てることも可能で、低価格機ながらよくできていると感じた。マクロモードでは、10〜50センチのズーム全域で接写可能だ。

設定項目が回転スクロールするバーチャルモードダイヤル

 夜景モードは、ノイズリダクション機能を搭載したことで、従来モデルより長時間露出時の画質が向上している。ただし、ノイズリダクションのオン/オフを手動で切り替えることはできない。横浜・ぷかりん桟橋で撮影した夜景サンプル写真を掲載しておこう。

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