3万円のエントリー機に“マルチアングル液晶”――「オプティオ33LF」(3/4 ページ)

» 2004年01月07日 12時30分 公開
[高柳政弘,ITmedia]

ぷかりん桟橋

夜景モード、1.3秒、F3、ISO 100、2048×1536ピクセル(オリジナル画像はこちら

 撮影日の天候は雨。うっすらと赤く染まった夜空や、雨に濡れた桟橋が幻想的だったが、このシーンをうまく再現できている。

 デジタルフィルターは、白黒/セピア/赤/緑/青/白黒+赤/白黒+緑/白黒+青の8種類。例えば、白黒+赤フィルターを設定すると、白黒写真の中に赤い部分だけが残るというデジタル画像ならではのユニークな写真も撮影できるのだ。これは前モデルの33Lにも搭載されていた機能なので、荻窪圭氏のレビュー(サンプル写真)を参照してほしい。

記録メディアはCFからSDに変更。ボディの操作性は?

 記録メディアは、従来コンパクトフラッシュ(CF)カードを採用してきたが、SDメモリーカード/マルチメディアカードに変更された。オプティオ33LF以外でも、最近のコンパクトデジタルカメラ(ハイエンドモデル以外)は、SDメモリーカードを採用するケースが増えている。これは、SDメモリーカードがCFカードよりも省スペース化と軽量化を見込めるからだろう。なお、デジタルカメラ市場の変化を受け、ノートPCに採用される記録メディアスロットも、CFカードからSDメモリーカードに切り替わったものが多い。

SDメモリーカード/マルチメディアカード対応のメディアスロット

 オプティオ33LFではメモリスロット以外に、約12Mバイトのメモリをカメラ本体に内蔵している。これはとても好感が持てる。高画素化が進んだ今日では少量の記録メディアを付けてもあまり実用的ではないが、内蔵メモリというかたちならばいざというときに利用価値もある。

 前モデルの33Fに比べてサイズは108.5(幅)×64.5(高さ)×41.5(奥行き)ミリとごくわずかだが大きくなっているが、重さは約175グラム(電池、記録メディア除く)と5グラム軽くなった。持ち運び時は少しでも軽く小さいほうがいいだろうが、撮影時のグリップ感や操作性を考えると、一概に小さければよいというものでもない。手の大きさや指の長さ、グリップ感覚は人によりさまざまであり、適正とサイズと重さの決定は難しいが、何事もバランスが大事だ。

 指の長い筆者は、オプティオ33LFのディスプレイを左に180度まで開くとホールディングしづらかった。この操作感は、同じ回転液晶機構を採用するE5400やG5にはなかったのだが、オプティオ33LFのボディがそれらよりコンパクトで薄いためかもしれない。一方、重さはバランスよく感じた。

 動画の記録画素数は320×240ピクセルで、ファイル保存形式は音声なしのAVI(Motion JPEG準拠)だ。撮影時間は、前モデルで1動画あたり30秒までに制限されたが、本モデルではSDメモリーカードまたは内蔵メモリの容量いっぱいまで記録可能になった。なお、マルチメディアカードの場合は、従来どおり1動画あたり30秒までとなる。

オプティオ33LFのサンプル写真

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