きょうはASUS「EAX800XT」でPCI Express X16でも3DMark03を「saku saku」動かしてみた(2/2 ページ)

» 2004年08月25日 19時41分 公開
[長浜和也,ITmedia]
前のページへ 1|2       

3DMark03 GT4

3DMark03 Fill Rate(Single)

3DMark03 Fill Rate(Multi)

3DMark03 VertexShader

3DMark03 PixelShader2.0

3DMark03 RagTroll

AquaMark3

TOMBRAIDER angel of darkness

 RADEON X800XTとGeForce 6800 GTによる、PCI Express対応グラフィックスカード頂上対決(ただし2004年夏時点という期間限定の条件付き)の結果は、ごらんのようにアテネのニッポン柔道のごとく、RADEON X800XTがほとんどのテストで優勢となっている。

 以前、AGP対応のGeForce 6800 UltraとRADEON X800XTを比較したときは、テストによって有利不利の違いが出ていたが、そのときNVIDIA陣営が有利だったAquaMark3でもEAX800XTの成績が上回っている。

 今回の頂上決戦(期間限定)では、わずかに3DMark03の「PixelShader2.0」「RagTroll」などのPixelShaderが関係する項目の重負荷テストでGeForce 6800 GTがEAX800XTを押さえ込んでいるにすぎない。

 ただし、RADEON X800XTとGeForce 6800 GTをそのまま比較するのはGPUのラインアップからすると、いささかアンフェアといえるだろう。最上位からカウントしたラインアップの順位的には、RADEON X800XTとGeForce 6800 GTが競合するといっても、もともとRADEON X800XTはGeForce 6800 Ultraと競合するGPUとして位置付けられていたからだ(Platinum EditionはRADEON X800XTの“スペシャルバージョン”としてが急遽出現した感もなくはない)。

 今回紹介したEAX800XTなど、PCI Express対応RADEON X800XT搭載カードの登場は、PCI Express X16でも新世代GPUが使えるようになったのは、3Dグラフィックスパフォーマンスを重視するパワーゲームユーザーにとって、最強のCPUと最強のGPUを組み合わせられる、新しいプラットフォームへ移行する一つのきっかけになるかもしれない。

 NVIDIA陣営からはまずGeForce 6600が登場することになっているが、単体のパフォーマンスではRADEON X800XTがはるかに上回るだろう。期待の「NVIDIA SLI」も、本格的な立ち上がりは年末からとNVIDIAが予想していることや、PCI Expressに対応したGeForce 6800シリーズの出荷時期がいまのところ見えてこない(多くのグラフィックスカードベンダーはGeForce 6600搭載製品を優先して出荷すると述べている)こともあって、RADEON X800XTがしばらくの間、PCI Express X16のトップパフォーマンスカードになる可能性は高い。

 このように、パフォーマンス重視主義ユーザーにとって「息の長い」製品になりそうな予感のEAX800XTであるが、気になるのが対応するシェーダバージョンが2.0であること。NVIDIAは、Shader 3.0対応ゲームが早い段階で登場するとアピールしており、実際に多くのタイトルがこの秋にもShader 3.0に対応する予定になっている。

 ただし、それぞれのゲームがShader 3.0固有のエフェクトをどれだけ駆使してくるのかについては、意見の分かれているところでもある。Shader 3.0がもたらすビジュアルエフェクトが、さほど気になるほどでないなら、もしくは、Shader 3.0よりも絶対的なパフォーマンスを優先するならば、EAX800XTは、長期にわたってユーザーを満足させてくれるグラフィックスカードとなるだろう。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月02日 更新
  1. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  2. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
  3. 「EcoFlowか、それ以外か」――日本法人7周年、圧倒的シェア獲得へ向けた「4つの柱」と2026年のロードマップ (2026年04月01日)
  4. ケンジントンの「 SlimBlade Pro トラックボール」がセールで約1万円に (2026年03月31日)
  5. オーソリニア配列キーボード「Keychron Q15 Max」を試す 美しいグリッド配列は人を選ぶ? (2026年03月31日)
  6. 会社名は「BRAVIA(ブラビア)」に ソニーとTCLが法的拘束力のある「戦略的提携」契約を締結 (2026年03月31日)
  7. 滑らかなキータッチと静音性を両立した「LOFREE Flow Lite 84」が15%オフの1万4960円に (2026年03月31日)
  8. スマートディスプレイ「Echo Show 11」がセールで35%オフの2万5980円に (2026年03月31日)
  9. 停電や災害時にも安心な蓄電池「Jackery ポータブル電源 500 New ソーラーパネルセット」がセールで40%オフの5万6760円に (2026年03月31日)
  10. 「8cmの段差」も乗り越える! Dreameがロボット掃除機の新モデルを発表 2万円台からのエントリー機や乾湿両用スティック機も (2026年04月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年