CONFIG.SYSでEMM386.EXEを設定し、マウスドライバを組み込んでめでたくHarpoonが動作する。起動したらBattlesetとシナリオを選んでプレイ開始、となる。ウォーゲームをするとき、純粋にゲームとして楽しむゲーマーも多いが、「書籍や映画で知った世界」を追体験、もしくは検証するためにプレイするゲーマーも意外と多い、と思う(え、これも私だけですか)。
Harpoonが扱う「現代海戦」というキーワードの場合、それこそ、トム・クランシーの「レッド・ストーム作戦発動」(「レッドオクトーバーを追え」は潜水艦シムがふさわしい)の追体験かもしれないし、「世界の艦船で特集されていた“今日のロシア海軍”ってどうなのよ」の検証かもしれない。
しかし、恥ずかしながら、昔々に二見書房から出版されていた「第三次世界大戦シリーズ:空母ニミッツを撃沈せよ」で描かれていた米空母機動部隊とソ連海軍の戦いが原風景である私は、GUIK Battlesetで米空母機動部隊が登場する唯一のシナリオである「Cutting the Noose」がお気に入り、となる。
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