次はハイエンドタイプとなる「Cordless Desktop MX3000 Laser(MX-3000)」を試してみる。こちらは、同社キーボードセット製品としては初めてレーザーセンサーマウスが付属するモデルで、マウスがハイエンド志向ならキーボードもハイエンド、拡張ボタンのオンパレードである。107キーのほかに40個近くのボタンとチルトホイールがキーボード上に備わっている。
キーボードは、先代のハイエンド向けメディアコントロールキーボード「Cordless Desktop LX700(LX-700)」(関連記事参照)のデザインを踏襲しつつ、やはりボタンの多さに圧倒されるほど、多機能さを感じられるものとなっている。
幅は487ミリ、奥行きはパームレストなしの状態で224.1ミリ。これはパームレストが標準で付いたS-510よりも約30ミリほど大きい。ちなみにパームレストを付けると260.5ミリとなる。重量はパームレストなしで1キロ超えとなる1.087キロ。標準で1キロを超えるキーボードは最近ではなかなか耳にしないが、安定感とその存在感はなかなかのものだ。
マウスはレーザーセンサー採用の8ボタン仕様(チルトホイールズームボタン含む)のモデルが採用される。これは形状的には同時期に登場した「MX610 Laser Cordless Mouse(MX-610)」(関連記事参照)と似ているが、双方向通信によるメール/メッセンジャー通知は搭載されず、MX-610ではボリュームとなっているファンクションボタンが、デフォルトでは写真などのズーム機能に割り当てられているといった違いがある。
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