メール/IM着信を知らせるレーザーマウス──ロジクール「MX610 Laser Cordless Mouse」マウス(5/5 ページ)

» 2005年12月21日 11時00分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]
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機能を割り当てられる範囲も広い「SetPoint」。MX-610では双方向通信のための設定項目を追加

 では次に肝心の双方向通信による着信機能を中心に、マウスユーティリティ「SetPoint」を見ていこう。基本的に機能はほか同社モデルと同様で、マウスポインタのスピードや加速度、スクロール量といった設定や、各ボタンへの機能割り当てが行える。またゲームなどシステムでの設定とはゲームソフト別にプロファイルを切り替えることもできる。

 MX-610用の独自設定項目として、メールアイコンふうのタブが追加されており、ここで双方向通信──着信通知系の設定が行える。「メールの着信通知を有効にする」「IMの着信通知を有効にする」という2つのチェック項目をオンにすることでこれらの機能が利用可能だ。ほか「通知の時間長」は本体LEDで点滅通知を何秒くらい行うかといった設定が行え、「着信通知:友達リスト」で誰からメール・メッセージ着信があった場合のみ通知する、といったフィルター機能も備えている。たとえば友達の中でも遭遇率が低いあの人は逃さないようにと登録しておたり、職場で利用する場合に離れた支社の担当がログインした時に通知するようになど、多彩な活用方法がありそうだ。

photo SetPointに加わった着信通知系設定メニュー

 さて、実際にこれらの受信通知・IM通知動作を確認しておこう。まずはメール受信通知機能だ。対応アプリケーションはOutlook ExpressとOffice付属のOutlookということになる。当然だが付属のSetPoint 2.42にて筆者所有(普段使いではないが)のOutlook 2000、OEでメール着信通知は確実に行えた。なお、点滅するLEDは瞬くというよりはゆっくりと明暗を繰り返すように点滅し、視認性は良好だ。

photo メール受信時にはメール用LEDボタンが青く点滅(左)、IMではIM用LEDが赤く点滅する(右)

 MSNメッセンジャーでも、登録している誰かがログインしたり、メッセージが送られてきた際にしっかり通知してくれることを確認した。対してもう1つ普段使用している日本版のYahoo!メッセンジャーは反応を示さなかった。とはいえ実際のところ、メールやIMを通知してくれるこの通知機能は、急の連絡などにも効果を発揮してくれるだろう。重要なPC宛てメールの後には一定時間後に「送りましたが確認していただけましたか」という催促電話が鳴ったりするのだが、もしかすると催促される前に返事ができるといったちょっとしたビジネス用途としても活用できうる。

 ただ少々不安もある。1日あたりのメール受信件数が多い場合、とくに仕事用メールアカウントでこの機能を利用した場合には、ひっきりなしに光ることにはならないだろうか。たとえば仕事用アカウントは外してプライベートアカウントのみ知らせるといった設定ができるとさらに便利になりそうだ。

 そしてもう1つ。昨今では、Outlook以外のメールソフトを用いている場合もかなり多いと思われる。企業内ネットワークではセキュリティ管轄部署が安全性を検証した特定のメールソフトしか認めていない場合もあることだろう。この場合にはそもそもこのメール受信通知機能の恩恵は現状で受けられないのには注意が必要だ。

 また、筆者がMSNメッセンジャーとともに併用しているYahoo!メッセンジャーでも反応してくれなかった。現在出回っているメールソフト/メッセンジャーソフト全部となるとそれこそかなりの数があるだろうし、たとえば日本版Yahoo!メッセンジャーは独自システムを採用しているといったこともあり、同社での対応も困難とも思われる。それか、同社がこの機能を今後広く普及させようと考えているのであれば、どうかAPIを公開してほしい。仕組みが公開され、サードパーティ製のメールソフト/メッセンジャーにも対応されてくれば、あるいはそれ以外の使い方が出てくる可能性にも繋がり、この双方向通信機能もより多くの支持を集められるのではないだろうかと私は思う。

 双方向通信機能については、メールやIM以外にも何らか+αも欲しいと思うところで、こちらは今後の機能追加や向上に期待したい。それよりレーザーセンサー+2.4GHz帯無線といういま流行の高い基本性能を持つことで、ワイヤレスマウスにおいて電波がどうも届かなかったり、ある机上ではポインタがうまく動かずいらいらしたことがあるユーザーであれば、有益な選択肢の1つとなることだろう。

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