iPodエコノミーでおなじみのGriffin Technologyは、Southホール中央のAppleブースを取り囲むかなり大きなスペースに出展している。その並びがCanonやHP、EPSON、Microsoft、BELKINと言えば規模の大きさが分かるだろう。ブースをざっと眺めただけでも、来月発売予定の新製品をたくさん見かけた。
まず1つめは、銀と黒のツートンを基調としたシンプルなデザインのiPod用2.1チャンネルスピーカー「Amplifi」。木製のエンクロージャを採用した高品位なサウンドが特徴で、2.75インチのネオジウムスピーカーと5インチウーファーで構成されている。出力はステレオ5W+ウーファー20W。
本体前面に大きなボリュームダイヤルを配置し、電源投入時は周囲が青く光る仕組み。このノブは同社のPowerMateを黒くしたような感じで、アルミ削り出しの質感がクールだ。iPodドックはiPod miniから第5世代iPodに対応する(6つのアダプタとスペーサーを同梱)。また、赤外線コントーローラーも付属している。価格は149.99ドル(US)で2月15日から出荷される予定。
2つめはiPod用ワイヤレススピーカーシステム「Evolve」。本体中央にドックを備える標準的なiPodオーディオと思いきや、左右のサイコロ型スピーカーはそのまま持ち運んで利用できる。このスピーカーはリチウムイオンバッテリを内蔵し約10時間の駆動が可能。充電は本体左右にぽんと置くだけと簡単だ。価格は349.99ドルで発売は「たぶん夏」とのこと。


「Evolve」。再生などの基本的な操作とイコライザー/シャッフル/リピートボタンを備えたリモコンが付属する(写真=左)。本体背面にはビデオ出力(コンボジット、Sビデオ)×1とオーディオ入力×1(写真=右)。ワイヤレススピーカーは置くだけで自動的に充電される(写真=中央)。このほか、ドック内蔵型のコンパクトスピーカー「Journi」や、iPod Shuffle用のドック接続アダプタ「Adapter for iPod Shuffle」、iPod用の外部バッテリー「TuneJuce 2」なども展示されている。


持ち運び可能なスピーカーシステム「Journi」(129.99ドル/夏発売予定)は、重さ約1.6キロと軽いのが特徴。本体サイズは250(幅)×160(高さ)ミリくらい(写真=左)。iPod ShuffleをiPodドックに接続するためのアダプタ「Adapter for iPod Shuffle」は1.99ドル(写真=中央)。単4形電池×4でiPodの駆動時間を延長(動画再生2時間/音楽再生14時間)できる「TuneJuce 2」(14.99ドル)。パッケージには単4電池4本を付属する(写真=右)
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