WindowsメールにOutlook Expressの環境を取り込むサクッとおいしいVistaチップス 6枚め(2/2 ページ)

» 2007年05月01日 07時00分 公開
[織田薫,ITmedia]
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 WindowsメールにOutlook Expressのメールデータをインポートするには、「ファイル」メニューの「インポート」で「メッセージ」をクリックし、ウィザード形式のメニューを開始する。「プログラムの選択」では「Microsoft Outlook Express 6」を選択し、「場所の指定」で「Outlook Express 6ストアディレクトリからメッセージをインポートする」をチェックして「OK」を押す。

WindowsメールにOutlook Expressのメールデータをインポートする。「ファイル」メニューの「インポート」で「メッセージ」をクリックすると、ウィザード形式のメニューが表示される(写真=左)。「プログラムの選択」では「Microsoft Outlook Express 6」を選択し、「次へ」をクリック(写真=中央)。「場所の指定」では、「Outlook Express 6ストアディレクトリからメッセージをインポートする」を選んで、「OK」をクリックする(写真=右)

 問題になるのが、次の「メッセージの場所」の選択だ。Outlook Express 6のメールデータが含まれるファイル(.dbxファイル)を保存したフォルダを指定すればよいのだが、ここでフォルダをダブルクリックしてしまうとエラーとなってインポートできない。.dbxファイルを含むフォルダをシングルクリックで選択し、「フォルダの選択」ボタンをクリックして先に進む必要がある。実に単純なことなのだが、慣れたユーザーほど思わずダブルクリックしがちで、ここでつまづくことが多そうだ。

 あとは、インポートするフォルダを選択して「次へ」をクリックすると、復元が開始される仕組みだ。インポートするフォルダは個別に指定できるが、通常は「すべてのフォルダ」を選択すればよいだろう。

「メッセージの場所」では「参照」をクリック(写真=左)。「インポートする電子メールメッセージの場所を指定してください。」のウィンドウが開くので、.dbxファイルが含まれるフォルダ(写真では「Outlook Express」フォルダ)を選択した状態で「フォルダの選択」ボタンを押す(写真=中央)。「メッセージの場所」に正しいフォルダが指定されたことを確認して「次へ」をクリックする。

「フォルダの選択」では、すべてのフォルダをインポートするか、特定のフォルダのみインポートするかを選択し、「次へ」をクリックするとインポートが開始される(写真=左)。なお、インポート元のフォルダには、Outlook Expressのフォルダ情報を格納したFolders.dbxが必要だ(写真=右)

 なお、Vista搭載PCを新規購入した場合は、Vista標準の「Windows転送ツール」を使うことで、新旧2台のPC間でメール環境を手軽に移行できる。

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