WindowsメールにOutlook Expressのメールデータをインポートするには、「ファイル」メニューの「インポート」で「メッセージ」をクリックし、ウィザード形式のメニューを開始する。「プログラムの選択」では「Microsoft Outlook Express 6」を選択し、「場所の指定」で「Outlook Express 6ストアディレクトリからメッセージをインポートする」をチェックして「OK」を押す。
問題になるのが、次の「メッセージの場所」の選択だ。Outlook Express 6のメールデータが含まれるファイル(.dbxファイル)を保存したフォルダを指定すればよいのだが、ここでフォルダをダブルクリックしてしまうとエラーとなってインポートできない。.dbxファイルを含むフォルダをシングルクリックで選択し、「フォルダの選択」ボタンをクリックして先に進む必要がある。実に単純なことなのだが、慣れたユーザーほど思わずダブルクリックしがちで、ここでつまづくことが多そうだ。
あとは、インポートするフォルダを選択して「次へ」をクリックすると、復元が開始される仕組みだ。インポートするフォルダは個別に指定できるが、通常は「すべてのフォルダ」を選択すればよいだろう。
なお、Vista搭載PCを新規購入した場合は、Vista標準の「Windows転送ツール」を使うことで、新旧2台のPC間でメール環境を手軽に移行できる。
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