FSB 800MHz動作に対応したノートPC向けの新しいCore 2 Duoが、5月10日に4モデル登場した。上位からT7700、T7500、T7300、T7100。まだ対応マザーが出回っていないため、各ショップは入荷数をごく少数に留めている(関連記事:眺めてハァハァする人々――新型Core 2 Duo登場で)。
上記のCPUが搭載できるSanta Rosa対応マザーの登場時期について、どのショップも未定としているが、5月26日のインテル主催イベントで“神様”こと天野氏が、ベアボーンノートの6月初旬登場をほのめかしていた。
同イベントでは、デスクトップ向けの新チップセット「Intel G33/P35」搭載マザーにも触れている。5月第4週から、複数のショップで同チップセット搭載マザーのデモ機が展示されており、こちらもまもなく店頭に並ぶ可能性が高そうだ。
また、天野氏はインテル製クアッドコアCPUの出荷数が7月に急激に伸びると予想していた。コンシューマ向けのクアッドコアCPUはCore 2 Quad Q6600がすでに出回っているが、続くラインアップの登場は不透明な状態。天野氏の発言から推測すると、7月に下位モデルが登場し、低価格なクアッドコアCPUが出回る可能性も考えられる。

TSUKUMO eX.前でクアッドコアについて語る天野氏(写真=左)。Intel P35チップセット搭載のマザーボード、MSI「P35 Neo-F」。ツートップ秋葉原本店でデモ機が見られる(写真=右)
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