こちらの記事でも紹介しているように、マザーボード以外の注目どころとしては、多数のグラフィックスカードの展示が目を引いた。GeForce 8600、同8500シリーズやRADEON HD 2600シリーズが展示されるなか、国内には10枚しかないという“レアカード”RADEON HD 2600をデュアルで搭載する「RX2600 Geminium」や、GeForce8600M MXMモジュールを採用し、両面にGPUが搭載可能なGeminium-Goなど、かなり珍しい製品も展示されていた。
また、COMPUTEXでも展示されていたオーバークロック対応ベアボーンノートPC「GX600」も用意されていた。GX600は、Turboボタンを押すだけでCPUの動作クロックを約20%上昇させる機能を持っている。CPUの選択肢としてCore 2 Duo T7200と同T7300が用意されていて、MSIがオーバークロック時の動作も検証済みという。オーバークロック動作への切り替えは、再起動を必要とせず“Turbo”ボタンを押すだけで瞬時にパフォーマンスアップする。筐体は少し大振りで、発熱対策のためエアインテークの数も多い。塗装はピアノブラックの高級感ある仕上がりで、少し派手なデザインが施されている。発売予定は8月〜9月とのことで、価格は現行ベアボーンのMS-1637より数万円程度高くなる予定だ。
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