お盆明けのアキバに並ぶ“尖った”製品古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2007年08月25日 12時50分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

G31/P31マザーの登場で、期待はいよいよX38に向く?

ECS「G31T-M」

 今週の木曜日、Intel G31チップセットを搭載した初のマザーボード、ECS「G31T-M」がドスパラ秋葉原本店に入荷した。価格は9680円で、在庫は少数。また、金曜日の夜にはIntel P31搭載のギガバイト「GA-P31-DS3L」も出回り始めた。こちらは比較的潤沢で、価格は1万2000円前後となっている。

 “Intel 3シリーズ”には、すでに出回っているP35/G33を含めて計7種類のチップセットがある。G31とP31は、このうちバリュークラスに位置づけられており、G31はグラフィックス機能を搭載している。上位モデルと異なり、FSB 1066HMzまでしか対応しないが、今回登場した2つのマザーボードはベンダーの独自仕様により、FSB 1333MHzまでサポートしている。

 G31T-Mを入荷したドスパラ秋葉原本店は「購入するユーザーはまだいないですね。ただ、Intel 3シリーズの新顔が出たことに注目しているユーザーは少なくないでしょう」と話す。

 最も関心を集めているのは、シリーズ最上位のX38だ。これまで各メーカーのローンチイベントなどで搭載マザーの試作品が展示されているが、具体的に発売日が確定しているモデルはない。ただし、最近になってASUSTeK「BLITZ EXTREME」の後継モデルがX38を搭載するなどの噂が流れており、徐々に期待が高まっている。

 DFIのIntel P35搭載マザー「LANPARTY UT P35-T2R」を入荷したパソコンショップ・アークは「インテルの正式発表がない限り、先行で出回ることはありえません。ただ、秋ごろに登場するのは確実でしょうね」と語る。その発表日について、9月24日前後になるという噂もアキバ各所で聞いた。

 P35-T2Rは、「LANPARTY UT」ブランドでは久々となるIntel系チップセットを搭載したATXマザーボード。チップセットクーラーを1本のヒートパイプで結んでおり、付属のフィンをケース外に取り付けて排熱する独自の機構を採用している。PCI-Express x16スロットを3基備え(うち2基がCrossFireに対応)、メモリはDDR2-1066までサポートするハイエンド志向のモデルだ。価格は3万5800円で、在庫は少数。

DFI「LANPARTY UT P35-T2R」

製品:ECS「G31T-M」
入荷ショップ
ドスパラ秋葉原本店9680円

製品:DFI「LANPARTY UT P35-T2R
入荷ショップ
パソコンショップ・アーク3万5800円

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