富士通、2画面+水冷ノートやXP搭載UMPCなど「FMV春モデル」を発表2009年PC春モデル(1/2 ページ)

» 2008年12月15日 11時00分 公開
[ITmedia]

FMV-BIBLOシリーズの主な特徴

ラインアップ

  • 2画面+水冷ユニット搭載のハイエンドノートFMV-BIBLO NWを投入
  • デザイン重視の14.1型ワイド液晶搭載ノートFMV-BIBLO Sを投入
  • FMV-BIBLO NFのエントリークラスをフルモデルチェンジ
  • FMV-BIBLO LOOX Uのラインアップを拡充

ハードウェア

  • FMV-BIBLO NFのミドルレンジクラスにAMD「Puma」プラットフォームを採用
  • FMV-BIBLO MG下位モデルのチップセットをIntel GM45 Expressに刷新
  • FMV-BIBLO LOOX Rの店頭モデルに128GバイトのSSDを搭載

ソフトウェア

  • 店頭向けモデルのOSはWindows Vista Home Edition(SP1)が主流
  • FMV-BIBLO MGLOOX Rの上位機にWindows Vista Business(SP1)を採用
  • FMV-BIBLO LOOX UにWindows XP Home Edition(SP3)を採用
  • DVD MovieWriterがデジタル放送のオンディスク編集をサポート
  • DVD MovieWriterがAVCHDビデオカメラ接続時のサムネイル自動表示に対応

FMV-DESKPOWER/FMV-TEOシリーズの主な特徴

ラインアップ

ハードウェア

ソフトウェア

  • 店頭モデルはすべてWindows Vista Home Premium(SP1)をプリインストール
  • FMV-DESKPOWER Fの下位モデルに地デジ対応Windows Media Centerを採用(ダビング10非対応)
  • FMV-DESKPOWER Fの上位モデルは地デジソフトを「DigitalTVbox」に変更し、ダビング10に対応
  • FMV-TEOがAVCRECに対応
  • FMV-TEOのWindows Media CenterにPC向け映像配信「スカパー! Net てれび」を用意
  • DVD MovieWriterがデジタル放送のオンディスク編集をサポート
  • DVD MovieWriterがAVCHDビデオカメラ接続時のサムネイル自動表示に対応


FMVの2009年春モデル全11シリーズが早くも出そろう

ノートPCの新しいフラッグシップモデルとなる「FMV-BIBLO BIBLO NW」

 富士通は12月15日、「FMV」ブランドに属する個人向けPCの2009年春モデルを発表した。国内大手PCメーカーが2009年春モデルを発表するのは、東芝に続いて2社目だ。ラインアップは全11シリーズ用意され、12月19日より順次発売される。

 ノートPCにおける最大のトピックは、16型ワイド液晶搭載のフラッグシップ機「FMV-BIBLO NW」と、デザイン性を重視した14.1型ワイド液晶搭載のエントリー機「FMV-BIBLO S」が新たに追加されたことだ。これに、15.4型ワイド/15.6型ワイド液晶を備えた主力機「FMV-BIBLO NF」、14.1型ワイド/13.3型ワイド液晶の大画面モバイル機「FMV-BIBLO MG」、12.1型ワイド液晶の軽量モバイル機「FMV-BIBLO LOOX R」、5.6型ワイド液晶のUMPC「FMV-BIBLO LOOX U」を加えた計6シリーズ展開となる。

 デスクトップPCに新シリーズは投入されず、リビングPCの「FMV-TEO」、3波デジタルチューナー搭載の液晶一体型「FMV-DESKPOWER LX」、デザインにこだわった液晶一体型「FMV-DESKPOWER F」、省スペースな液晶一体型のバリューモデル「FMV-DESKPOWER EK」、セパレート型の「FMV-DESKPOWER CE」の計5シリーズで構成される。

 なお、同社直販の「WEB MART」では、上記の11シリーズすべてが購入時の仕様変更に対応する。そのほか、タブレット機能付きの8.9型ワイド液晶搭載モバイルノートPC「FMV-BIBLO LOOX P」が継続販売される。

FMV-BIBLOに追加された2つの新シリーズとは?

 春モデルでひときわ目を引くのが、ノートPCのハイエンドモデルとなるFMV-BIBLO NWだ。ハイビジョン映像との親和性が高い1366×768ドット表示/アスペクト比16:9の16型ワイド液晶ディスプレイに加えて、キーボードの上部に「タッチスクエア」と名付けられたタッチパネル式のサブディスプレイを搭載。このタッチスクエアは480×272ドット表示の4型カラーワイド液晶ディスプレイで、ランチャーをはじめ、テレビやDVD再生時のリモコン、テレビ/動画/写真データのビュワーとして利用できる。

FMV-BIBLO NWは1366×768ドット表示/アスペクト比16:9の16型ワイド液晶ディスプレイだけでなく、キーボードの上部に480×272ドット表示のタッチパネル式4型ワイド液晶ディスプレイ「タッチスクエア」を装備(写真=左/中央)。タッチスクエアはランチャー機能、写真や動画コンテンツの表示機能、動画再生時のリモコン機能などを備えている(写真=右)

 映像コンテンツを静かに視聴できるように、FMV-BIBLOとしては初めて水冷ユニットを採用したのもポイントだ。地上/BS/110度CSデジタル放送対応のテレビ機能と内蔵Blu-ray Discドライブを組み合わせることで、ダビング10による録画番組のBlu-ray Discへの書き出しまでサポートする高機能なAVノートに仕上がっている。

 もう1つの新シリーズであるFMV-BIBLO Sにも注目したい。20〜30代の女性層へ訴求できるように、ミルクホワイト、ピンクパープルといった個性的なカラーを採用し、天板とパームレストは成型時に金型の中に転写フィルムを挟み込むインプリント加工により質感を高めている。また、液晶ディスプレイの画面サイズをFMV-BIBLO NFシリーズより一回り小さな14.1型ワイドにまとめることで、家庭内での可搬性に配慮した。

「FMV-BIBLO S」はデザイン重視の14.1型ワイド液晶ディスプレイ(1280×800ドット表示)搭載ノートPC。左がミルクホワイトの「S/C50(FMVSC50W)」、中央がピンクパープルの「S/C50(FMVSC50PK)」だ。天板とパームレストはインプリント加工による光沢感ある仕上がり(写真=右)

XP採用LOOX U、SSD搭載LOOX R、AVCREC対応TEOなど、既存モデルも強化

 既存のラインアップもIntel 4シリーズチップセットへの移行やそれにともなう基本スペックの底上げ、IEEE802.11n(ドラフト2.0)への対応を積極的に行うなど、着実な進化が見られる。

 目立つところでは、主力ノートのFMV-BIBLO NFがエントリークラスをフルモデルチェンジし、1366×768ドット表示/アスペクト比16:9の15.6型ワイド液晶ディスプレイを初採用した。また、ミドルレンジモデルはAMDの「Puma」プラットフォームを用いて、地上デジタル放送対応チューナー搭載モデルやBlu-ray Discドライブ搭載モデルの価格を抑えている。

 モバイルノートでは、UMPCのFMV-BIBLO LOOX Uが店頭販売向けモデルのプリインストールOSをWindows Vista Home Premium(SP1)からWindows XP Home Edition(SP3)に変更し、レスポンスを向上。FMV-BIBLO LOOX Uについては、一部仕様を削ることで、予想実売価格を9万円前後にまで下げたエントリーモデルも加わった。12.1型ワイド液晶搭載の軽量モバイルノートとして定評あるFMV-BIBLO LOOX Rは、店頭販売向けモデルに初めてSSD(128Gバイト)を採用し、パフォーマンス向上に努めている。

「FMV-BIBLO NF」の下位モデル「NF/C50」および「NF/C40」は、1366×768ドット表示/アスペクト比16:9の15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載した新ボディに生まれ変わった(写真=左)。「FMV-BIBLO LOOX U」はOSをWindows Vista Home Premium(SP1)からWindows XP Home Edition(SP3)に変更した(写真=中央)。128GバイトSSDを採用した「FMV-BIBLO LOOX R」の上位モデル「R/C70」(写真=右)

「FMV-DESKPOWER F」は16型ワイド液晶を備えた下位モデルにブラックボディの「F/C50T(FMVFC50TB)」が加わった。デザインも一部変更されている

 デスクトップPCに関しては、デザインを重視した液晶一体型PCのFMV-DESKPOWER Fがラインアップを拡充。下位モデルに新色のブラックを追加し、全モデルに地上デジタルテレビチューナーを搭載した。上位モデルはテレビ視聴・録画ソフトをWindows Media Centerから「DigitalTVbox」に変更し、ダビング10に対応している。テレビ関連では、リビングPCのFMV-TEOがAVCRECに対応し、デジタル放送を録画後に変換することで、DVD1枚に最長約4時間のハイビジョン映像を録画できるようになった。

 付属ソフトではオーサリングソフト「DVD MovieWriter」の機能が強化された。デジタル放送を保存したDVD-RW/DVD-RAM/BD-RE/BD-RE DLのオンディスク編集に対応している(CE/C40、EK/LOOX R/LOOX Uシリーズを除く。BD-RE/BD-RE DLの編集にはBlu-ray Discドライブが必要)。また、PCに接続したAVCHDビデオカメラを自動認識し、動画をサムネイル表示することで、ファイルの選択を容易にした(LX/CE/TEO/NWシリーズ、NF/C70、NF/C60D、NF/C60Hが該当)。

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