「Let'snote R8」「Let'snote W8」「Let'snote T8」「Let'snote Y8」「Let'snote F8」の既存全シリーズで2009年の春モデルが登場する。このうち、「R8」「W8」「T8」「F8」ではvProテクノロジーが導入された。また、いずれのモデルでも、HDDとメモリの容量が強化され、HDD容量は「R8」「W8」「T8」で160Gバイトに、「Y8」「F8」で250Gバイトとなり、メモリ容量は「R8」「W8」「T8」「Y8」で2Gバイトと増えている(最大メモリ容量は「R8」「W8」「T8」「F8」で4Gバイト、Y8で2Gバイト)。
店頭モデルのCPUは従来モデルと同じで、「R8」「W8」「T8」では超低電圧版のCore 2 Duo SU9300(動作クロック1.2GHz)を、「F8」では通常タイプのモバイル向けCPUのCore 2 Duo SP9300(動作クロック2.26GHz)を、「Y8」では低電圧版のCore 2 Duo L7800(動作クロック2.0GHz)をそれぞれ搭載し、チップセットでは、Centrino 2を導入している「R8」「W8」「T8」「F8」でIntel GS45 Expressを、「Y8」でIntel GM965 Expressを採用している。OSはすべてのモデルでWindows Vista Business(SP1)を導入する。
ボディ、インタフェースなども従来モデルとほぼ同じだ。重量とボディサイズ、バッテリー駆動時間もすべてのモデルで変わっていない。
予想される実売価格は、「R8」が20万円前後、「T8」が22万円前後、「W8」が24万5000円前後、「Y8」が26万円前後、「F8」が29万円前後となっている。なお、Office Personal 2007とPowerPoint 2007を同梱したモデルの実売価格はそれぞれ3万円増しになるとみられている。
Web販売のマイレッツ倶楽部限定モデルでは、プレミアムエディションの「R8」で選択できるSSD容量に64Gバイトが追加されたほか、Bluetoothの搭載、店頭モデルより高速なCPUの選択などができるようになった。「F8」のマイレッツ倶楽部限定モデルでは、これまで「W8」シリーズだけだったFOMA HIGH-SPEED対応モジュール内蔵モデルが追加されている。
CPUは、店頭モデルのCore 2 SU9300(R8、T8、W8)、または同 SP9300(F8)のそれぞれ上位モデルとなるCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)、同 SP9400(2.4GHz)がマイレッツ倶楽部ハイスペックモデル向けとして用意された。ハイスペックモデルではBluetoothモジュール(Ver.2.0+EDR/Class 1.0)も搭載するほか、標準モデルでもHDDの容量が店頭モデルと同じ160Gバイトに増やされた。
「F8」のマイレッツ倶楽部モデルに追加されたFOMA HIGH-SPEED対応モジュール搭載モデルでは、下り最大3.6Mbpsのパケット通信が可能になる。W8の同じモデルでは天板にモジュールを搭載してボンネットの形状を変更しているが、F8ではボディ前面に用意されたスロットに差して使うようになるため、ボディの形は変更されない。なお、W8のFOMA HIGH-SPEED対応モデルは冬モデル仕様が継続して販売される。
| Let'snote LIGHTシリーズの概要(その1) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シリーズ名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
| Let'snote LIGHT CF-F8 | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SP9300(2.26GHz) | 2048MB | 250GB | Business(SP1) | 29万円前後 |
| Let'snote LIGHT CF-Y8 | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo L7800(2.0GHz) | 2048MB | 250GB | Business(SP1) | 29万円前後 |
| 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo L7800(2.0GHz) | 2048MB | 250GB | Business(SP1) | 26万円前後 | |
| Let'snote LIGHT CF-W8 | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) | 2048MB | 160GB | Business(SP1) | 27万5000円前後 |
| 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) | 2048MB | 160GB | Business(SP1) | 24万5000円前後 | |
| Let'snote LIGHT CF-T8 | 1スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) | 2048MB | 160GB | Business(SP1) | 25万円前後 |
| 1スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) | 2048MB | 160GB | Business(SP1) | 22万円前後 | |
| Let'snote LIGHT CF-R8 | 1スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) | 2048MB | 160GB | Business(SP1) | 23万円前後 |
| 1スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) | 2048MB | 160GB | Business(SP1) | 20万円前後 | |
| Let'snote LIGHTシリーズの概要(その2) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シリーズ名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | Office 2007 | 重量 |
| Let'snote LIGHT CF-F8 | 14.1型ワイド | 1440×900 | Intel GS45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | ○ | 約1.63キロ |
| Let'snote LIGHT CF-Y8 | 14.1型 | 1400×1050 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | ○ | 約1.51キロ |
| 14.1型 | 1400×1050 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約1.51キロ | |
| Let'snote LIGHT CF-W8 | 12.1型 | 1024×768 | Intel GS45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | ○ | 約1.249キロ |
| 12.1型 | 1024×768 | Intel GS45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約1.249キロ | |
| Let'snote LIGHT CF-T8 | 12.1型 | 1024×768 | Intel GS45 | − | チップセット内蔵 | ○ | 約1.179キロ |
| 12.1型 | 1024×768 | Intel GS45 | − | チップセット内蔵 | − | 約1.179キロ | |
| Let'snote LIGHT CF-R8 | 10.4型 | 1024×768 | Intel GS45 | − | チップセット内蔵 | ○ | 約0.93キロ |
| 10.4型 | 1024×768 | Intel GS45 | − | チップセット内蔵 | − | 約0.93キロ | |
「ハンドルがほしいといったのはユーザー」──Let'snote F8のコンセプトを語る
4年ぶりの新シリーズとCentrino 2に注目──Let'snote新モデル発表
「ハンドル」があれば大画面も携帯できるっ──Let'snote F8
“プレミアム”じゃなくても選べるジェットブラック──Let'snote R8
携帯性能と堅牢性能はそのままに構成を一新──Let'snote W8発表
基本性能を地道に強化したワンスピンドル──Let'snote T8
4:3の大画面がお好みならばこちらでどうぞ──Let'snote Y8
SSD、ワイヤレスWAN、黒塗りのW7で攻める夏――パナソニック「Let'snote」
高速SSDを取るか、大容量HDDを取るか――「Let'snote R7」最上位機を駆る
さらに軽量&長時間駆動のSSD採用モデルも――「Let'snote LIGHT CF-R7」
HDDを強化し、約11時間駆動を実現――「Let'snote LIGHT CF-T7」
“プレミアムな黒”の2スピンドルモバイル――「Let'snote LIGHT CF-W7」
CPUとHDDを強化した14.1インチモバイル機――「Let'snote LIGHT CF-Y7」
最高峰のレッドか、定番のシルバーか――「Let'snote R」08年春モデル検証
“頑固”な軽量2スピンドルノート──パナソニック「Let'snote LIGHT CF-W7」
CPUを強化し、限定100台のレッドモデルも投入――パナソニック「Let'snote」
100台限定の光沢レッドモデルが登場――「Let'snote LIGHT CF-R7」
CPU性能を底上げした約10時間駆動の1スピンドルPC――「Let'snote LIGHT CF-T7」
堅牢性はそのままにCPUを高速化した軽量2スピンドルPC――「Let'snote LIGHT CF-W7」
CPUを強化し直販で新色を追加した2スピンドルPC――「Let'snote LIGHT CF-Y7」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.