Mac向けマウスで光学式スクロールセンサーを堪能する──Targus「AMW43AP」(1/2 ページ)

» 2009年04月24日 20時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]

シンプルで高級感のあるデザイン。超小型のレシーバーを採用

 Targusといえば、国内市場ではPCバッグメーカーとして広く知られているが、海外では周辺機器メーカーとしても確固としたブランドを確立している。そのTargusが日本のMacユーザー向けに投入した周辺機器のうち、主役となるのがワイヤレスマウス「AMW43AP」だ。

 従来の機械式ホイールをなくし、代わりに光学式のスクロールセンサーを搭載したこのマウスは、デザイン的に多少やぼったいイメージがあったこれまでの同社製マウスとは異なり、高いデザイン性を兼ね備えた「Macユーザー向け」をうたっている。なお、発表されたワイヤレスマウスは2.4GHz帯無線モデルとBluetoothモデルの2機種あるが、今回は前者の「AMW43AP」について紹介する。

 ボディカラーは、Targusが「ルナグレー」と呼ぶ薄いグレーを塗装ではなく成型色で表現している。表面は光沢があり指紋がつきやすいが、見た目にはほとんど分からない。全体的に高級感がある。全長は約118ミリとやや大きめだ。一見すると左右対称のデザインだが、親指操作を前提とした拡張ボタンを左側面に備えるため、基本的には右手用となる。

ホイールに代わって搭載する光学式タッチセンサーが特徴的だ(写真=左)。本体左側面に拡張ボタンを備える。1つのキーに見えるが、細長く成型された継ぎ目のない2つのキーで構成される(写真=中央)。前後の長さは118ミリと長いので横から見ると薄く感じるが、正面から見るとかなり背が高いことが分かる(写真=右)

 センサーは光学式(Bluetoothモデルはレーザー式)を採用し、感度は1200dpi。無線仕様は2.4GHz帯で、通信可能距離は約10メートルと、イマドキの無線式マウスのトレンドをしっかりと押さえている。

 本製品は単三形電池×2本を搭載するので、本体重量が133グラム(電池込み)と、単四形電池駆動のモデルと比べてやや重い。ただし、連続駆動時間は約6カ月とかなり長い。本体裏面に搭載する電源ボタンを併用すれば、さらに長期間にわたって電池を交換せずに使えるだろう。

 レシーバーには親指大のタイプを採用しており、ノートPCに装着したまま持ち歩けるのが大きなメリットだ。ちなみに、マウス本体の上カバーを外すと、ちょうど頂点にあたる部分に設けられたラッチにレシーバーを収納できる。ひんぱんに抜き差しするユーザーにはちょっと面倒な構造だが、もともとUSBポートにレシーバーを装着したまま持ち歩くことも想定しているので支障はないだろう。なお、Bluetoothモデルについてはレシーバーは付属せず、収納ラッチも省略されている。

 マウス裏面の後方には、電源ボタンとカバーを開けるためのスライドボタンが装備されている。カバーを開けるためのボタンがスライド式というのは、不意に開いてしまうのを防ぐという意味で正しい。その一方、電源ボタンについてはもう少し押しやすくてもよいのではないかと感じた。

 センサーの感度を検証するために、オフィスのテーブルとタオル生地の上でマウスを動かし、図形(「○」と「□」を組み合わせた形状)をなぞってみた。タオル生地の上では若干の引っ掛かりを感じたものの、マウスパッドを用意しなくとも問題なく動くというのが率直な印象だ。なお、本体側面の拡張ボタンについては、マウスの握りかたによって押したときにカーソルがやや右に流れてしまう傾向が確認された。

マウス裏面のセンサが前方寄りにあるのは、ポインティングカーソルの直感的な操作感を実現する工夫として評価できるポイントだろう。マウス後方には電源ボタンと上カバーを開けるボタンを備える(写真=左)。2本の単三形電池で駆動する。マウス本体の重さは電池込みで約133グラムになる(写真=右)

「AMW43AP」の上カバーの裏面にはレシーバーを収納するラッチを備える(写真=左)。「AMW43AP」に標準で付属するレシーバーをUSBに装着した状態。超小型のレシーバーで、PCのUSBに装着したままバッグの中に入れても気にならない。そのため、実際の運用でラッチに収納するユーザーは意外と少ないかもしれない(写真=右)

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