アップルは5月28日、MacBookシリーズの最下位モデル「MacBook White」のスペックをアップデートした。MacBook Whiteは、アルミ削り出しボディの上位モデルとは異なり、初代MacBookと同じポリカーボネート筐体を採用するモデル。ただし、以前紹介したように、内部システムはNVIDIAプラットフォームへと改められている(「いつの間にかモデルチェンジした「MacBook White」は安すぎる?」)。
そのMacBook Whiteがひっそりと(今回もリリースは出ていない)スペックを強化している。主な変更点を挙げると、Core 2 Duoのクロックが2GHzから2.16GHzに高速化され、HDD容量が120Gバイトから160Gバイトへと増量、メモリクロックも667MHzから800MHzに引き上げられている。一方、価格は11万4800円から10万8800円と6000円ほど安くなり、さらにコストパフォーマンスが向上した。なお、細かいところではBTOで選択できるHDD容量が320Gバイトから500Gバイトになった。
そのほかの仕様は従来通りで、13.3型ワイド(1280×800ドット表示)液晶ディスプレイ、メモリが2Gバイト、グラフィックス機能がNVIDIA GeForce 9400Mチップセットの内蔵コア、SuperDrive、ネットワーク機能として、ギガビットLAN、IEEE 802.11a/b/g/n(11nはドラフト)対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRを備える。
ちなみに米AppleStoreで販売されている2.13GHz MacBook Whiteの価格は従来と同じ999米ドルなので、“1アップルドル”の補正も入っているようだ。
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