「大事なのはゲーム?サウンド?」──MSI“DYNAUDIO”ハイエンドノートPCの真意CeBIT 2010(1/2 ページ)

» 2010年03月05日 17時50分 公開
[長浜和也,ITmedia]

ゲームをするなら当然サウンドは大事でしょう?

 MSIが「CeBIT 2010で一番アピールしたい」と述べていたのが「GT660」だ。開幕前日に行われたプレスカンファレンスでも、「DYNAUDIO」ブランドとともに力を入れたプレゼンテーションが行われていた。その重量感は「2010年のフラッグシップノートPC」にふさわしい。

MSIが2010年“イチオシ”ノートとアピールする「GT660」(写真=左)は、高品質サウンドを再現する「DYNAUDIO」ブランドを導入する(写真=右)。MSIに「GT660のメインはゲームかサウンドか」と聞いたところ、「ゲームのための高品質サウンド」と答えが返ってきた

GT660の左側面(写真=左)と背面(写真=中央)、そして右側面(写真=右)

 MSIによると、GT660は現在も開発が進んでいて、正式発表は4月の末から5月の初めになるという。あるMSIスタッフからは「COMPUTEX TAIPEI 2010にあわせてローンチイベントをやる」という発言も聞いているが、とにかく、第2四半期に登場させるべく、その時期に最もハイパフォーマンスを発揮するパーツを搭載する予定だ(そういう事情で、価格も確定していないという)。

Clarksfieldを採用したGT660

 CeBIT 2010のMSIブースでは複数のGT660が展示されていたが、プレスカンファレンスで「なんだってハイエンド」というコンセプトが強調されたように。その構成は“Clarksfield”Core i7となる。

 ちなみに、“Clarksfield”Core i7を搭載したモデルのデバイスマネージャーを確認すると、CPUはCore i7-720QM(1.6GH)、グラフィックスコアはGeForce GTX 285M、HDDは容量500Gバイトの「WD5000BEVT-22ZAT0」を2基搭載するという強烈な仕様だ。

 一方、ボディの前面両端と側面、液晶ディスプレイのサイド、背面などにはイルミネーション用のLEDを並べ、複数のパターンで輝かせる機能も用意している。展示されていたサンプルではオレンジのみだが、複数の色で光らせることも検討しているという。

 なお、プレスカンファレンスでは、メモリスロットを3基用意して最大12Gバイトのメモリを搭載することも訴求されたが、今回展示されていた機材のメモリは4Gバイトで実際に12Gバイトのメモリを搭載した構成はまだ確認していない。

 Windows エクスペリエンス インデックスを確認すると、4Gバイト搭載にもかかわらず、プロセッサとメモリがともに「7」以上の高い値を示していた。グラフィックス、ゲーミンググラフィックスも、ともに6.5とこちらもノートPCとしては高い。ただ、液晶ディスプレイの解像度は16型ワイドとしては1366×768ドットと低くなっている。MSIの資料には「HD、HD+」とあるので、1920×1080ドットを超えるモデルも用意される可能性がある。

GT660のデバイスマネージャー(写真=左)。前面、側面に搭載したイルミネーション用のLED(写真=右)

GT660のWindows エクスペリエンス インデックス(写真=左)。GT660でも最大解像度は1366×768ドットだった。垂直同期クロックは75MHzまで(写真=右)

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