5万円切りの小型リビングPC「EeeBox PC EB1501」を試すDVDドライブ付きNettop、そういうのもあるのか(2/3 ページ)

» 2010年03月09日 11時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

OSはWindows 7 Home Premiumを採用、オーバークロック機能も装備

Windows 7 Home Premiumを起動すると、デスクトップ中央に「EeeBar」というランチャーが表示される

 OSは32ビット版のWindows 7 Home Premiumをプリインストールしている。Atom N搭載のEee PCシリーズで採用例が多いWindows 7 Starterとは異なり、Aeroの半透明表示やWindows Media Centerなど、Home Premiumならではの豊富な機能が利用可能だ。

 Windows 7を起動すると、デスクトップ中央に「EeeBar」というランチャーが起動する。ここから後述する独自アプリケーションにアクセスする仕組みだ。標準状態の内容は中途半端だが、表示するアプリケーションは各種設定を行うユーティリティソフト「Eee Manager」でカスタマイズできる。

 「Eee Manager」には、ASUS独自の省電力機能であるSuper Hybrid Engineのメニューも用意されている。Super Hybrid Engineの設定は3段階から選べるが、「超高性能」を選ぶとCPUが少しだけオーバークロックし、パフォーマンスの向上が図れる。とはいえ、搭載しているCPUがAtom 330(1.6GHz)ということもあり、オーバークロックしても体感速度がぐんとアップするようなことはない。

各種設定を行う「Eee Manager」。コントロールパネルやネットワーク設定などOSの各種設定へのリンクのほか、ASUS独自の省電力機能であるSuper Hybrid Engineの設定などが行なえる
「Eee Manager」にあるSuper Hybrid Engineの設定画面。「高性能」が標準だが、「超高性能」を選ぶとCPUが若干オーバークロックされ、パフォーマンスアップが図れる。設定変更は再起動後に有効となる
Super Hybrid Engineの設定を「超高性能」にした場合のCPU-Z 1.53.1によるCPU情報表示。FSBが585.7MHz、動作クロックが1757MHzまで上昇していることが分かる

オンラインコンテンツなどを楽しめるソフトが付属

 ASUSではEB1501を「リビングでインターネットを楽しむためのミニPC」として位置付けており、HDMIでテレビに接続してネットコンテンツを楽しむ機能もあるとアピールしている。今回は37型の液晶テレビ(東芝のREGZA 37ZV500)にHDMIで接続してテストしたが、PCの画面表示、音声主力ともに問題なく行なえた。

 付属ソフトの「Tremendous! TV」は、インターネット上の動画コンテンツへのリンク集だ。テレビ視聴ソフト風の分かりやすいインタフェースでジャンルごとにまとめられており、付属のリモコンを使ってテレビのような感覚で視聴できるが、それぞれのサイトにつながった後はマウスでの操作が必要な場合などもある。

「Tremendous! TV」はオンライン上にある動画コンテンツの窓口となるリンク集。多数のサイトがジャンルごとにまとめられており、なかなか便利ではある。もちろん、メニューは日本語化されている

 「Eee@Vibe」は、オンラインコンテンツのポータルサイトのようなものだ。内容を見ると基本的に台湾本国向けのコンテンツのようだが、ゲームなどは一応日本語の解説も付いているし、音楽コンテンツにも洋楽チャンネルや日本の楽曲を含むチャンネルもあってそれなりに楽しめる。

 OS標準のWindows Media Centerとよく似た機能を持つ、いわゆる10フィートUIのマルチメディア統合ソフト「TotalMedia Center」も備えている。TotalMedia CenterはSimHD機能により、DVDなどのSD解像度の映像をHD解像度(1280×720〜1920×1080ドット)相当にアップコンバートして表示することが可能だ。

さまざまなオンラインコンテンツが利用できる「Eee@Vibe」。基本的に台湾本国向けの内容だが、ゲームなどは一応日本語の解説がつけられている
大きな表示で離れた場所からでも視認しやすい、いわゆる10フィートUIのマルチメディア統合ソフト「Total Media Center」。DVDをアップコンバートして表示できる

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