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» 2010年04月16日 15時00分 公開

チキュウジン、Alienware、カエカエ:よしいけっ!最強の「Alienware」で突き抜けろ!──デスクトップPC編 (2/2)

[ITmedia]
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出でよ巨漢!Alienwareの本質をここに見る「Alienware Area-51」

 Alienware Auroraは、microATXフォームファクタを採用することで、“Alienwareとしては”コンパクトな日本の住居事情にマッチしたラインアップだが、パフォーマンスを追及するユーザーなら、巨大なタワー型ケースが放つオーラには抵抗できないだろう。Alienware最強のラインアップといえるタワー型シリーズ「Alienware Area-51」に採用されたケースは、ATXフォームファクタを使い、1100ワットの電源ユニットを搭載する。Alienware Aurora ALXと同様にシステムの負荷に合わせてケース天面に組み込んだエアダクトを自動で開閉したり、ケースに埋め込まれたイルミネーション用LEDの色や点滅パターンを細かく設定できるユーティリティ「Alienwareコマンドセンター」を導入するなど、ハイパフォーマンスを発揮するだけでなく、LANパーティーのゲームイベントで相手を威嚇する機能も忘れていない。

 PCケースでユニークなのがHDDベイの配置だ。マザーボードを取り付けるボードの裏面にあたるサイドパネルを開くと、6基のHDDベイが一面に配置されている。HDDの天面が手前に見えるように実装するため、そのさまは、まるでタイルのようだ。また、ケース内部には、バッテリー付きのLEDが各所に取り付けられているのも特徴だ。概して、タワー型のような大きなPCケースになると、内部が暗くてネジ穴などを確認できないことが往往にしてある。PCにイルミネーション用のLEDが組み込まれている場合もあるが、メンテナンス中は電源を落としているため、それらの照明を利用することもできない。しかし、Alienware Area-51のケースは、作業用照明に使うLEDを各所の設け、それらを専用のバッテリーを使って電源オフのときでも利用できるようにしている。

 Alienware Area-51で用意されるパッケージは“ベーシック”と“プレミアム”の2種類で、どちらもCore i7-9xx(Bloomfield)を搭載するIntel X58 Express基幹のシステムだ。ただし、Alienware Area-51では、定格動作クロック3.33GHzのCore i7-975 Extreme Edition(Core i7-975 EE)にオーバークロックを施して3.6GHz動作にした構成も選べるのが特徴だ。

 BTOで用意されるグラフィックスカードの構成はベーシックパッケージで、1枚構成ならRadeon HD 5870、GeForce GTX 285のシングルGPUカード、Radeon HD 5970、GeForce GXT 295のデュアルカードが用意されるだけでなく、マルチGPU構成の選択肢では、Radeon HD 5870、GeForce GTX 285の2枚組み以外に、Radeon HD 5970、GeForce GTX 295を2枚組みにした“クアッドGPU”構成も選択可能だ。さらに、プレミアムパッケージでは、1枚構成の選択肢がRadeon HD 5970とGeForce GTX 295のみと、マルチGPU構成に限られる。シングルGPU構成で十分というユーザーは、ベーシックパッケージからカスタマイズすることになるだろう。

 なお、メモリの選択肢はベーシックパッケージもプレミアムパッケージも2Gバイト×3か4Gバイト×3から選ぶことになる。最大メモリ容量がAlienware Aurora ALXより少ない12Gバイトとなることに注意したい。

大手PCメーカーのデスクトップPCラインアップが液晶一体型PCに集約した現代において最強最大のPCといえるかもしれないAlienware Area-51。BTOで選べるボディカラーは「コズミック・ブラック」と「ルナーシャドウ」

Alienware Area-51のHDDベイは右側面サイドパネルを開くとタイルのように配置されている(写真=左)。ケース内部には専用バッテリーで光る作業照明用のLEDが設置され、電源オフ状態でもケース内部を照らすことが可能だ(写真=右)

これ以上は望めないハイエンド構成なら「Alienware Area-51 ALX」

 Alienware Area-51の最上位パッケージともいえるのが「Ailrenware Area-51 ALX」だ。巨大なケースや天面が自動で跳ね上がってエアフローを調整できるギミック、イルミネーションLEDのコントロール、1100ワット電源ユニットの搭載などはAlienware Area-51と共通だが、BTOで用意されるシステム構成はさらにパワーアップしている。

 CPUでは、Core i7-9xxとIntel X58 Expressで構成されるのは同じだが、Alienware Area-51 ALXでは、定格動作のCore i7-960とCore i7-975 EE以外に、Core i7-975 EEにオーバークロックを施して、3.73GHz、もしくは3.86GHz動作に設定した構成も選択できる。さらに、メモリの選択では、容量こそ2Gバイト×3と4Gバイト×3と最大12Gバイトにとどまるが、DDR3-1333メモリだけでなく、DDR3-1600のオーバークロック仕様が用意される。

 なお、グラフィックスカードの選択は2枚組み構成でAlienware Area-51のプレミアムパッケージと共通だが、1枚構成で用意されるのがGeForce GTX 295だけと微妙に異なるので注意したい。

Alienware Area-51自動放熱機構
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Alienware Area-51 内部LED
(表示されない場合はこちらから)


優先パーツ別のお勧めパッケージはこれだ

 Alienwareデスクトップラインアップの多岐にわたるパッケージとそこで選べるCPU、グラフィックスカード、メモリの選択肢を紹介してきたが、最後に、ユーザーが重視するパーツごとに、カスタマイズのスタートに選ぶパッケージを挙げていこう。

CPU性能重視派

 CPUのパフォーマンスを求めるなら、Core i7-975 EEに独自のオーバークロック設定を施したAlienware Area-51 ALXに尽きるだろう。なお、“Lynnfield”CPUを選択したいなら、Alienware Auroraの「ベーシックパッケージ」か「プレミアムパッケージ」に限られる。

グラフィックスカード性能重視派

 マルチGPU構成のパフォーマンスを優先するなら、クアッドGPU構成を選べるAlienware Area-51のすべてのパッケージ、もしくはAlienware Area-51 ALXになる。1枚構成でパフォーマンスを重視するなら、デュアルGPU搭載グラフィックスカードを選ぶことになるが、こちらは、Alienware Auroraの「ベーシックパッケージ」と「プラチナパッケージ」以外のすべてと選択肢は広い。なお、シングルGPU構成を選ぶ場合は、Alienware Auroraの全パッケージとAlienware Aurora ALXの「ベーシックパッケージ」「タワー オブ アイオン認定 推奨モデル」、Alienware Area-51の「ベーシックパッケージ」に限られるうえ、Alienware Aururaの「ベーシックパッケージ」「プラチナパッケージ」のシングルGPU構成はRadeon HD 5870だけなので注意したい。

メモリ容量重視派

 システムメモリの容量を重視するユーザーで、Alienware Auroraを選択する場合は、下位クラスになる「ベーシックパッケージ」「プラチナパッケージ」が上位パッケージより選べるメモリ容量が多くなることに注意したい。また、AlienwareのデスクトップPCラインアップで最も多いメモリを搭載できるのが、巨大なAlienware Area-51シリーズではなく、コンパクトなAlienware Aurora ALXであることにも注意が必要だ。

 なお、最大容量という意味では最上位モデルのAlienware Area-51 ALXも12GバイトとAlienware Aurora ALXの24Gバイトに届かないが、こちらは、DDR3-1600の選択肢が用意されているので、オーバークロックを重視するユーザーに適しているだろう。

 ユーザーそれぞれに適したパッケージをベースに、グリグリガリガリとカスタマイズして「地球外のパフォーマンス」をぜひ堪能していただきたい。

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