“3D”対応ノートPC「G51Jx 3D」の飛び出し具合を体感するNVIDIA 3D Vision標準対応(4/4 ページ)

» 2010年05月24日 16時45分 公開
[林利明(撮影:矢野渉),ITmedia]
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ノートPCでは最高クラスといえるパフォーマンス

Windowsエクスペリエンスのスコア

 ここからはベンチマークテストのスコアを見ていこう。Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアは、全体的にかなり高い。CPUが「7.0」、グラフィックスとゲーム用グラフィックスが「6.8」というのは、ノートPCではなかなかお目にかかれない数字だ。最も低いのはメモリの「5.5」だが、1つの目安として「5」以上なら「とても快適」とされているので、まったく問題ない。実際、Windows 7や各種アプリケーションの操作は、とてもキビキビしている。

 総合ベンチマークテストのPCMark VantageやPCMark05でも、CPUとグラフィックス関連で高スコアをマークした。また、3Dグラフィックス性能を測る3DMark06の総合スコアは「9305」と、こちらも十分に高い数字だ。スーパーハイエンドなゲーム向けのノートPCは1万数千のスコアを出すのだが、G51Jx 3Dも多くのゲームを快適に遊べるだけのパフォーマンスを持つといってよいだろう。

 ただ、ベンチマークテストやゲームなどで高い負荷が続くと、本体左側面の排気口から熱風が吹き出す。「これは熱い」と思ったときの感覚でいうと、小さなドライヤーの熱風と同じくらいだ。同時に、パームレスト左側と本体底面も熱くなる。この状態のファンノイズも相当ある。G51Jx 3Dで鳴らすサウンドのボリュームにもよるが、ヘッドフォンを使っていてもファンの騒音が聞こえてくるかもしれない。

PCMark Vantage(x64/1024×768)のスコア
PCMark05のスコア

3DMark06(1280×768)のスコア
FF XI Bench 3のスコア

NVIDIA 3D Visionを手軽に体験できるハイパワーなゲーミングノートPC

 G51Jx 3Dの価格は20万9800円と高価だが、NVIDIA 3D Visionが付属することや、高性能なCPUやGPUといった充実のスペックを考えれば、妥当な価格設定だろう。特にG51Jx 3Dという1つのパッケージで、NVIDIA 3D Visionを楽しむ環境が整うのは魅力的だ。デスクトップPCだと、NVIDIA 3D Vision製品と120Hz駆動に対応した液晶ディスプレイの購入、場合によってはグラフィックスカードの買い替えも必要になる。

 NVIDIA 3D Visionはまだ発展途上とはいえ、正式対応のゲームは徐々に増えており、正式対応のゲームでなくても3D立体視を体験できる。また、これから登場してくるBlu-ray 3Dタイトルにも対応可能だ(3D対応の再生ソフトが別途必要)。

 ゲーム向けノートPCとして見た場合も、ゲームをプレイするのに十分なパフォーマンスを発揮する。発熱や静音性、キーボードなど、試用していて気になった部分もあったが、ゲームマシンでは大きなマイナスにはならないだろう。3D立体視に興味がある人はもちろん、ゲーム向けノートPCを検討しているなら選択肢に入れておきたい1台だ。

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