主力の「LaVie L」シリーズは、上位が16型ワイド、下位が15.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する高機能志向のA4オールインワンノートPCとして展開し、新たに地デジチューナーを内蔵するモデルも加わった。ガラスフレークをちりばめた“きらびやかデザイン”のボディや基本仕様は2010年夏モデル第1弾から踏襲し、ボディカラーと合わせたUSBレーザーマウスも付属する。
夏モデル第2弾は、オフィススイートのバージョンアップ(Office Home and Business 2010)とともに、地上デジタルチューナー内蔵モデル「LL770/BS」と「LL370/BS」を加えた5つのラインアップで展開する。発売は2010年6月中旬を予定する。
「LaVie S」は、この夏モデルより新規投入される新シリーズだ。PCにシンプル・コンパクトさを求め、スタイルにもこだわりを持つライト層向けモデルとして展開し、鮮やかな4色のカラーバリエーション、15.6型ワイドの液晶ディスプレイ、入力しやすいテンキー付きキーボード、最厚部で約35ミリとするスリムでプレーンなデザインを特徴とする。
カラーバリエーションは、エアリーブルー、ラズベリーレッド、スノーホワイト、エスプレッソブラックの4種類。定番のレッド、ホワイト、ブラックに加えて、デザイン家電などでも流行の兆しがあるという薄いブルーのカラーも加えた。オフィススイートは「Office Home and Business 2010」が付属する。発売は2010年6月中旬の予定だ。
モバイルノートPCの「LaVie M」と「LaVie Light」シリーズは、それぞれ複数台目のPCとしての利便性とモバイル性が底上げされた。
1366×768ドット表示に対応する13.3型ワイドの液晶ディスプレイを搭載し、重量約1.61キロのモバイルノートPC「LaVie M」は、超低電圧版のCore i3-330UMとIntel HM55 Expressとする新プラットフォームを採用した上位モデル「LM550/BS」が追加された。発売は2010年6月中旬を予定する。
ミニノートPC「LaVie Light」は、ボディデザインは2010年春モデルと同一ながら、CPUをAtom N470への刷新で基本性能を高めつつ、全モデルでモバイルWiMAXとIEEE802.11a/b/g/n対応の無線LANを標準で搭載し、モバイルノートPCとしての実用性が向上している。オフィススイートは、上位のBL550/BSがOffice Personal 2010、下位のBL350/BSはOffice Personal 2010 2年間ライセンス版が付属する。
なお、今までLaVie Lightベースで展開していたNEC「Luiソリューション」対応のLuiクライアントモデルに代わり、Luiサーバを搭載する親機のアプリケーションとデータを遠隔操作できる「Luiリモートスクリーン」機能がLaVie Lightの全モデルに備わった。なお、2010年7月ごろをめどにLuiサーバ機能をソフトウェアベースで提供(※既存のPCへインストールし、Luiサーバとして利用できるように)する予定となっている。
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