個人向けモデルを大幅拡充、洗練デザインの新「IdeaPad U」など──レノボ、夏の新モデル2010年PC夏モデル(1/2 ページ)

» 2010年06月08日 11時00分 公開
[ITmedia]

レノボ・ジャパン個人向けモデル2010年夏モデルの特徴

ラインアップ

  • Core i5+15.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する新シリーズ「IdeaPad Z560
  • CULV版CPU+7時間動作+WiMAX内蔵+11.6型ワイド液晶のモバイルノートPC「IdeaPad U160
  • フルHDの20型ワイド液晶を搭載する液晶一体型「IdeaCentre B305
  • Core i7+外部グラフィックス搭載のパワフルデスクトップ「IdeaCentre K320
  • Core iシリーズ+HDMI出力搭載の省スペーススリムタワー「Lenovo H320
  • Atomプラットフォーム採用の低価格液晶一体型デスクトップ「Lenovo C200
  • 新CPU搭載でマイナーチェンジした「IdeaPad Y560」「IdeaPad S10-3t」「Lenovo G560」

ハードウェア

  • IdeaPad Z560」は、1366×768ドットの15.6型ワイド液晶、Blu-ray Discドライブ、アイソレーションキーボードを搭載
  • IdeaPad U160」は赤を基調に、アルミの質感を取り入れた天板デザイン
  • IdeaCentre B305」は、Athlon II X2+AMD760GのAMDプラットフォームを採用
  • IdeaCentre K320」はCore i7モデルあり。CPU速度とファン回転数を調整できるコントロールスイッチを搭載
  • Lenovo H320」Core i5+外部GPUモデルを用意。価格は7万円台から
  • Lenovo C200」はAtom D510と18.5型ワイドの液晶ディスプレイを搭載

ソフトウェア

  • 一部モデルに「Office Personal 2010」付属
  • Atom搭載モデル以外で「64ビット版Windows 7 Home Premium」を採用
  • ノートモデルに独自の電力管理ソフト「Lenovo Energy Management」内蔵
  • 「IdeaPad Z560/U160」に、Dolby Advanced Audio搭載
  • Webカメラ搭載モデルに顔認証ログオン「VeriFace」搭載


「IdeaPad/Centre」など、個人向けラインアップを大幅拡充

 レノボ・ジャパンは6月8日、個人向け製品の2010年夏モデルを発表。2010年6月25日より順次発売する。

 ラインアップは日本市場に初投入となる新シリーズ「IdeaPad Z」、「IdeaCentre B」、「IdeaCentre K」、「Lenovo H」のほか、リニューアルしたCULVノートPC「IdeaPad U」、液晶一体型「IdeaCentre C」の全6シリーズを用意する。ThinkPadなど、ビジネスニーズ向けの“Think”シリーズと異なるセグメントの個人向けモデルを拡充させ、コストパフォーマンスのよい液晶一体型PCや5万円台から用意するバリューモデルなどで国内個人向けPC市場のシェア獲得・拡販に挑む。

15.6型ワイドディスプレイ+BD+ドルビーサウンド搭載の「IdeaPad Z560」、Core i7-720QM搭載モデルを用意する「IdeaPad Y560」

photo IdeaPad Z560

 日本市場発投入となる新シリーズ「IdeaPad Z560」は、15.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する高性能AV志向のノートPCとなる。

 主な仕様はCore i5-450M+Blu-ray DiscドライブあるいはCore i3-350M+DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルをベースに、1366×768ドット表示に対応する15.6型ワイドの液晶ディスプレイ(LEDバックライト搭載)、4Gバイトのメインメモリ、500GバイトのHDD、IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth v.2.1、ExpressCard/34スロット、アイソレーションキーボード(テンキー付き)、Dolby Advanced Audio付きオーディオ機能などを実装する。OSは64ビット版Windows 7 Home Premiumをプリインストールし、Office Personal 2010同梱モデルも用意する。


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 「IdeaPad Y560」は、Core i7-720QM+Mobility Radeon HD 5730搭載モデルを用意する、高機能志向のA4ノートPC。1366×768ドット表示に対応する15.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する。

レッド基調のあざやか天板が特徴のCULVノートPC「IdeaPad U160」

photo IdeaPad U160

 CULV版CPUと11.6型ワイドの液晶ディスプレイ、重量約1.4キロのモバイルノートPCが「IdeaPad U160」。レッド基調/アルミ天板の“スクエア・レッド”と呼ぶあざやかなカラーリングと小型軽量のボディを特徴とする。

 搭載CPUはCULV版nPentimu U5400(1.2GHz)で、3Gバイト(2Gバイト+1Gバイト)のメインメモリを搭載。500GバイトのHDD、Dolby Advanced Audio搭載のオーディオ機能、IEEE802.11a/b/g/n対応の無線LAN、モバイルWiMAX(Centrino Advanced-N+WiMAX)を搭載する。


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液晶一体型「IdeaCentre B305」と「Lenovo C200」

 個人向けニーズの高い液晶一体型PCは、20型ワイドの液晶ディスプレイを備える「IdeaCentre B305」と、18.5型ワイドの「Lenovo C200」を用意する。

photophoto IdeaCentre B305(左)、Lenovo C200(右)

 IdeaCentre B305はAthlon II X2+AMD760GチップセットとするAMDプラットフォームと、スクエアデザイン+ブラックカラーの液晶一体型スタイルが特徴。本体サイズは526(幅)×407(高さ)×116.5(奥行き)ミリ、重量は約10.5キロ。Office Personal 2010同梱モデル(プラス1万円前後)も用意する。

 Lenovo C200は、Atom D510搭載するエントリーユーザー向けの低価格モデルとして展開。1366×768ドット表示に対応する18.5型ワイドの液晶ディスプレイとDVDスーパーマルチドライブ、想定実売価格で5万円台とするリーズナブルな価格帯を特徴とする。

セパレートデスクトップPC「IdeaCentre K320」と「Lenovo H320」

 標準的なセパレートデスクトップPCは、高性能志向の「IdeaCentre K320」とスリムタワーボディの「Lenovo H320」を投入する。

photophoto IdeaCentre K320(左)、Lenovo H320(右)

 IdeaCentre K320はCore i7-870M+GeForce GT 320搭載モデルを用意し、CPUの動作周波数とファン回転数の動作モードを手動で切り替えできる「パワーコントロールスイッチ」を備える。

 Lenovo H320は、CPUにCore i5/Core i3、外部グラフィックスにGeForce 310を搭載する省スペースのスリムタワーデスクトップPC。ディスプレイは別売りとなるが、追ってディスプレイ付属モデルも発売する予定としている。

photophoto IdeaCentre K320に備わるパワーコントロールスイッチ

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