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レノボ・ジャパンは6月8日、個人向け製品の2010年夏モデルを発表。2010年6月25日より順次発売する。
ラインアップは日本市場に初投入となる新シリーズ「IdeaPad Z」、「IdeaCentre B」、「IdeaCentre K」、「Lenovo H」のほか、リニューアルしたCULVノートPC「IdeaPad U」、液晶一体型「IdeaCentre C」の全6シリーズを用意する。ThinkPadなど、ビジネスニーズ向けの“Think”シリーズと異なるセグメントの個人向けモデルを拡充させ、コストパフォーマンスのよい液晶一体型PCや5万円台から用意するバリューモデルなどで国内個人向けPC市場のシェア獲得・拡販に挑む。
日本市場発投入となる新シリーズ「IdeaPad Z560」は、15.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する高性能AV志向のノートPCとなる。
主な仕様はCore i5-450M+Blu-ray DiscドライブあるいはCore i3-350M+DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルをベースに、1366×768ドット表示に対応する15.6型ワイドの液晶ディスプレイ(LEDバックライト搭載)、4Gバイトのメインメモリ、500GバイトのHDD、IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth v.2.1、ExpressCard/34スロット、アイソレーションキーボード(テンキー付き)、Dolby Advanced Audio付きオーディオ機能などを実装する。OSは64ビット版Windows 7 Home Premiumをプリインストールし、Office Personal 2010同梱モデルも用意する。
「IdeaPad Y560」は、Core i7-720QM+Mobility Radeon HD 5730搭載モデルを用意する、高機能志向のA4ノートPC。1366×768ドット表示に対応する15.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する。
CULV版CPUと11.6型ワイドの液晶ディスプレイ、重量約1.4キロのモバイルノートPCが「IdeaPad U160」。レッド基調/アルミ天板の“スクエア・レッド”と呼ぶあざやかなカラーリングと小型軽量のボディを特徴とする。
搭載CPUはCULV版nPentimu U5400(1.2GHz)で、3Gバイト(2Gバイト+1Gバイト)のメインメモリを搭載。500GバイトのHDD、Dolby Advanced Audio搭載のオーディオ機能、IEEE802.11a/b/g/n対応の無線LAN、モバイルWiMAX(Centrino Advanced-N+WiMAX)を搭載する。
個人向けニーズの高い液晶一体型PCは、20型ワイドの液晶ディスプレイを備える「IdeaCentre B305」と、18.5型ワイドの「Lenovo C200」を用意する。
IdeaCentre B305はAthlon II X2+AMD760GチップセットとするAMDプラットフォームと、スクエアデザイン+ブラックカラーの液晶一体型スタイルが特徴。本体サイズは526(幅)×407(高さ)×116.5(奥行き)ミリ、重量は約10.5キロ。Office Personal 2010同梱モデル(プラス1万円前後)も用意する。
Lenovo C200は、Atom D510搭載するエントリーユーザー向けの低価格モデルとして展開。1366×768ドット表示に対応する18.5型ワイドの液晶ディスプレイとDVDスーパーマルチドライブ、想定実売価格で5万円台とするリーズナブルな価格帯を特徴とする。
標準的なセパレートデスクトップPCは、高性能志向の「IdeaCentre K320」とスリムタワーボディの「Lenovo H320」を投入する。
IdeaCentre K320はCore i7-870M+GeForce GT 320搭載モデルを用意し、CPUの動作周波数とファン回転数の動作モードを手動で切り替えできる「パワーコントロールスイッチ」を備える。
Lenovo H320は、CPUにCore i5/Core i3、外部グラフィックスにGeForce 310を搭載する省スペースのスリムタワーデスクトップPC。ディスプレイは別売りとなるが、追ってディスプレイ付属モデルも発売する予定としている。
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