レノボ・ジャパンは、6月8日にIdeaPadの最上位ラインアップ「IdeaPad Y560」シリーズの最新モデルを発表した。IdeaPad Y560シリーズは強力なパフォーマンスを発揮するCPUとグラフィックスチップの構成が特徴で、上位モデルの「0646JKJ」は、インテルのモバイル向けクアッドコアCPUで最新の“Clarksfield”世代となる「Core i7-720QM」(1.6GHz、Turbo Boost Technology有効時で最高2.8GHz)を搭載、グラフィックスチップもAMDのMobility Radeon HD 5730を採用する。また、HDDの容量は640Gバイト(5400rpm、Serial ATA接続)になる。
一方、下位モデルの「0646JGJ」は、CPUに“Arrandale”世代の最新モデル「Core i5-450M」(2.4GHz、Turbo Boost Technology有効時で最高2.66GHz)を搭載、グラフィックス機能はCPUに統合されたIntel HD Graphicsを利用する。HDDの容量は500Gバイト(5400rpm、Serial ATA接続)だ。
どちらも、チップセットはIntel HM55 Expressを採用、メインメモリ容量は4Gバイト(ただし、「0646JKJ」はDDR3-1333、「0646JGJ」はDDR3-1066)、Blu-rayコンボドライブを本体に内蔵する。搭載する液晶ディスプレイも共通で、サイズが15.6型ワイド、解像度は1366×768ドットとなる。
本体搭載のインタフェースには4基のUSB 2.0(1基はeSATA兼用)、アナログRGB出力、HDMI、有線LAN(1000BASE-Tまで対応)、ExpressCardスロット(/34対応)、6 in 1メディアカードリーダーなどを備える。無線接続にはCentrino Advanced-N 6200 AGNを内蔵して、IEEE802.11 b/g/nに対応するほか、Bluetooth v2.1+EDRも利用できる。
本体サイズは、385(幅)×255(奥行き)×20〜33(厚さ)ミリ、重さは約2.7キロ。価格はオープンで実売価格は14〜16万円台になると予想される。
IdeaPad Y560シリーズ店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
IdeaPad Y560 | 0646JKJ | 2スピンドルノート | CPU強化 | Core i7-720QM (1.6GHz) | 4Gバイト(DDR3) | 640Gバイト | 64ビット7 Home Premium |
14万円〜16万円台 |
0646JGJ | 2スピンドルノート | CPU強化 | Core i5-450M (2.4GHz) | 4Gバイト(DDR3) | 500Gバイト | 64ビット7 Home Premium |
14万円〜16万円台 | |
IdeaPad Y560シリーズ店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
IdeaPad Y560 | 0646JKJ | 15.6型ワイド | 1366×768 | Intel HM55 | Blu-rayコンボ | Mobility Radeon HD 5730 | Office Personal 2010 | 約2.7キロ |
0646JGJ | 15.6型ワイド | 1366×768 | Intel HM55 | Blu-rayコンボ | CPU統合 | Office Personal 2010 | 約2.7キロ | |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.