MSI、COMPUTEX TAIPEI 2010の展示ブースを日本で再現

» 2010年06月28日 17時32分 公開
[長浜和也,ITmedia]

ノートPC外付けGPUユニットも注目

 MSIが、週末土曜の6月26日にカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(リナカフェ)で、「MSI お客様大感謝祭」と題したイベントを行った。会場には、6月初めに台湾で行われたCOMPUTEX TAIPEI 2010で公開された立体視対応PCや、これから発売が予定されているマザーボードが日本で初めて展示され、来場者の注目を集めていた。

 リナカフェ奥のエリアには、立体視に対応した液晶一体型PC「AE2420 3D」2台と、ゲーミングPC「GT660」の立体視対応プロトタイプモデルが1台展示され、来場者が実際に体感できるコーナーになっていた。AE2420 3Dでは、シャッター式の立体視表示を行っているが、この方式で採用例が多いNVIDIAの3D Visionではなく、AMDのGPUとiZ3Dのドライバを利用する方式を導入したのが特徴だ。MSIは「マルチタッチに対応した液晶一体型PCで立体視が表示できる世界で最初のモデル」としてAE2420 3Gをアピールした。

MSIの立体視対応PCとして登場する予定の「AE2420 3G」(写真=左)は、AMDとiZ3Dの連携で実現した立体視表示に対応する。立体視グラスは有線接続でも無線接続でも利用可能だ。なお、偏光式で立体視表示に対応するGT660 3Dは、日本での出荷が予定されていない(写真=右)

 COMPUTEX TAIPEI 2010で登場した「GUS」(Graphics Upgrade Solution)もライブデモが公開された。MSIのノートPC「CR610」に内蔵されたExpressCardスロットとGUSを接続し、GUSのHDMIインタフェースと大画面液晶ディスプレイを接続する。CPU、もしくはチップセットに統合されたグラフィックスコアしか持たないノートPCでもGUSに搭載されたグラフィックスカードのパフォーマンスを利用できるのがGUSのメリットだ。

最新ノートPCの体験コーナーに展示されたGUSデモシステム(写真=左)。ノートPCのExpressCardスロットに接続して、GUSに搭載したGPU(グラフィックスカード)の性能を利用できるようになる(写真=右)

デモンストレーションでは、“順調なシェア回復”もアピール

 ウッドデッキのオープンスペースでは、エムエスアイコンピュータージャパンの石岡宣慶氏によるデモンストレーションが行われ、「3DMark 11」デモや、日本市場シェアランキング(価格.comの調査データ)がマザーボード部門で2010年第1四半期第3位に、グラフィックスカード部門では2010年4月に第1位になるなど、順調に“回復”している同社の業績が紹介された。また、単独スポンサーとして開発に参加している3DMark 11については、MSIの製品にライセンスキーとともにバンドルすることも検討していることを明らかにした。

 なお、デモンストレーションで使われたサンプルシステムは、“異種混合”マルチGPU環境に対応するマザーボード「Big Bang-Fuzion」にGeForce GTX 480を搭載した「N480GTX-M2D15」とRadeon HD 5870を搭載した「R5870 Lightning」を“混載”。さらに、システムの背面には石岡氏が自作したという「エアコン流用クーラーユニット」が取り付けられていた。

リナカフェのオープンスペースで行われたMSIの石岡氏によるデモンストレーション。3DMark 11のデモや(写真=左)、MSIがPCパーツで力を入れている「ミリタリークラスの長寿命と安定性」について紹介された(写真=右)

デモンストレーションで使われたサンプルシステムは、「Big Bang-Fuzion」に「N480GTX-M2D15」と「R5870 Lightning」を“混載”していた(写真=左)。石岡氏が自作した「エアコン流用クーラーユニット」(写真=中央)は、内部を最低で摂氏9度まで冷却していた(写真=右)

登場したばかりのパーツを組み込んだ自作PCのライブデモマシンも複数展示されていた。インテルプラットフォームでは、CPUに「Core i7-980X Extreme」、マザーボードに「Big Bang-XPower」を基幹とするシステムにGeForce GTX 465を搭載した「N465GTX-M201G」を組み込んだ構成で登場(写真=左)、AMDプラットフォームでは、イベント当日にリリースされたTDP95ワットの「Phenom II X6 1055T」をマザーボード「880GMA-E45」に搭載したシステムが披露された(写真=右)

これから販売される予定のマザーボードとして展示されていた「X58A-GD65」(写真=左)と「P55A Fuzion」(写真=中央)、「P55A-GD55」(写真=右)

グラフィックスカードでは、これから販売される予定のモデルとして「N465GTX Twin Frozr II GE」「N480GTX Twin Frozr II」「N470GTX Twin Frozr II」が展示された(写真=左)。N465GTX Twin Frozr II GEはクーラーユニットのヒートパイプとヒートシンクを銅製にした限定プレミアム版だ(写真=中央)。さらに、COMPUTEX TAIPEI 2010で注目されたMSI開発の「お掃除ロボット」が“来日”した(写真=右)

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