各社よりGeForce GTX 460搭載グラフィックスカード発表“Fermi”が2万円台で買える!

» 2010年07月12日 17時50分 公開
[ITmedia]
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 NVIDIAは、GPUコンピューティングに最適化した最新アーキテクチャ“Fermi”コアを採用しながらも、グラフィックスカードの実売価格が約2万円台の新しいGPU「GeForce GTX 460」を7月12日に発表。PCパーツベンダーからも同日、搭載製品が一斉にリリースされた(GeForce GTX 460の仕様と性能検証の詳細はみんなの“Fermi”がやってきた──2万円台の「GeForce GTX 460」は“9800 GT”の再来か?を参照のこと)。

EVGA「01G-P3-1371」「768-P3-1360」

 シネックスは、EVGAの「01G-P3-1371」と「768-P3-1360」2モデルの取り扱いを発表した。グラフィックスメモリとして「01G-P3-1371」はGDDR5を1Gバイト、「768-P3-1360」はGDDR5を768Mバイト搭載する。そのほかの仕様はほぼ共通で、コアクロックは675MHz、シェーダクロックは1350MHz、メモリクロックは3600Mbpsとなる。画像出力インタフェースはDVIを2基とMini-HDMIを1基備える。また、標準で、DVI→VGAの変換アダプタ、Mini-HDMI→HDMI変換ケーブル、6ピン補助電源ケーブル2本などが付属する。

 実売価格は「01G-P3-1371」が2万4800円前後、「768-P3-1360」が2万2800円前後。出荷開始は7月上旬の予定だ。

EVGA「01G-P3-1371」

ELSA「ELSA GLADIAC GTX 460 768MB」

 エルザは「ELSA GLADIAC GTX 460 768MB」を投入する。コアクロックは675MHz、シェーダクロックが1350MHz、メモリクロックは3600Mbpsとなる。グラフィックスメモリにGDDR5を768Mバイト実装。画像出力インタフェースとしてDVIを2基とMini HDMIを用意する。標準でDVI→VGA変換アダプタなどが付属する。

 実売価格は2万6000円前後で、出荷開始は7月13日からの予定だ。

「ELSA GLADIAC GTX 460 768MB」

玄人志向「GF-GTX460-E1GHD」「GF-GTX460-E768HD」

 玄人志向は、「GF-GTX460-E1GHD」と「GF-GTX460-E768HD」を発表した。グラフィックスメモリとして、GF-GTX460-E1GHDはGDDR5を1Gバイト、GF-GTX460-E768HDはGDDR5を768Mバイト搭載する。そのほかの仕様はほぼ共通で、コアクロックは675MHz、メモリクロックは3600Mbps。画像出力インタフェースはDVIを2基、Mini HDMIを用意。標準でMini MDMI→HDMI変換ケーブルが付属する。

 実売価格は「GF-GTX460-E1GHD」が2万5000円前後、「GF-GTX460-E768HD」が2万500円となる見込み。出荷開始は「GF-GTX460-E1GHD」が7月17日から、「GF-GTX460-E768HD」が7月12日以降の予定だ。

玄人志向「GF-GTX460-E1GHD」

ZOTAC「ZOTAC GeForce GTX460 Dual Slot」

 アスクは、ZOTACの「ZOTAC GeForce GTX460 Dual Slot」を発表した。ZOTAC GeForce GTX460 Dual Slotは搭載するグラフィックスメモリの容量違いで、1Gバイトモデルの「ZOTAC GeForce GTX460 1GB DDR5 PCIE」と768Mバイトモデルの「ZOTAC GeForce GTX460 768MB DDR5 PCIE」が用意される。

 そのほかの仕様はほぼ共通で、コアクロックが675MHz、シェーダクロックが1350MHz、メモリクロックが3600Mbpsとなる。グラフィックスメモリはGDDR5を利用する。画像出力インタフェースにDVIを2基とMini HDMIを備えるほか、「ZOTAC GeForce GTX460 1GB DDR5 PCIE」はDisplayPortも搭載する。また、標準でゲームタイトル「Prince of Persia: The Forgotten Sands」をバンドルする。

「ZOTAC GeForce GTX460 1GB DDR5 PCIE」

GALAXY「GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN 2.0」「GF PGTX460-OC/768D5 FUJIN 2.0」

 GALAXY Microsystemsは、「GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN 2.0」と「GF PGTX460-OC/768D5 FUJIN 2.0」の2モデルをリリースした。出荷開始は7月12日からで、実売価格は、GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN 2.0が2万7000円前後、GF PGTX460-OC/768D5 FUJIN 2.0が2万2500円前後になる。

 どちらも、標準状態でオーバークロックが施されたモデルで、コアクロックは700MHz、シェーダクロックは1400MHz、メモリクロックは3696Mbpsにそれぞれ引き上げられている。

 GALAXY Microsystemsオリジナルのファンユニット「風神ファン」を備えるが、改良されて脱着が可能になったほか、基板に直接電圧が測定できるチェックポイントの実装、Dual BIOSへの対応、オーバークロックソフト「Xtreme Tuner HD」のサポートなど、オーバークロック設定を支援する機能が充実している。

「GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN 2.0」


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