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» 2010年07月22日 17時10分 公開

ATOK 2010 for Macの魅力:林信行がMacで「ATOK」を使うワケ (2/2)

[林信行,ITmedia]
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細かなブラッシュアップで快適さをアップ

 ATOK 2010 for Macを使い始めて、私に起こったもう1つの変化がある。なんと英語入力時にもATOKを使う機会が増えたのだ。その理由の1つが英語の推測変換機能で、長いつづりの英語を最初の数文字打っただけで(スペルミスもなしに)入力できてしまうのがなんとも便利なのだ。

 日本語で原稿を書くときには、推測変換をオフにしないと、思考がそちらに引っ張られそうな気がするが、1単語あたりの打鍵数が多い英語だと、通常の文章を書くときでも推測変換を使えたほうが便利なことも多い。

 ところで、英語入力といえば、たまに英語モードに切り替え損ねて「いんてrねt」のようにタイプしてしまうことがあるが、そんな時でも「英数」キーを2連打すればきちんと「internet」に直してくれる。こんな細かな気配りもブラシュアップの1つにあげていいだろう。

かなモードと英数モードの切り替えが打鍵スピードに追いつかなくても、「英数」キー2連打で英語に変換できる

 このほか、ATOK 2010ならではの新機能について知りたい読者のために、筆者が特に気に入っているものを挙げておこう。

 ATOK 2010 for Macの目玉機能として、Mac OS X連携機能とWebサービス連携機能が挙げられる。前者はiTunesの曲名やアーティスト名、アドレス帳の名前などを参照できるというもので、珍しい名前の友人が多い筆者としては、住所録との連携はうれしい機能だ。

ピタっと訳が出てくることもあれば、外れた訳が出てくることもあるWeb連携の8カ国語翻訳機能。うまくないまでも、とりあえず相手に意図を伝えられるレベルの訳が出ることは多い

 一方、それ以上にうれしいのが8カ国語に翻訳できるWeb連携の翻訳機能だ。筆者はTwitterのプロフィール(@nobi)にも数カ国語を話すと書いているが、それのおかげでたまにいろいろな国の言葉で話しかけられる(つぶやきかけられる)。

 しかし、普段使っていない言葉では忘れてしまっている単語も多く、最新のデジタル用語なども何と訳すか分からないことが多い。そんなときこの機能が役に立つ。なお、長文の日本語を入力して、文章をまるまるほかの国の言葉に翻訳することもできるが、文章が長くなればなるほど誤訳になる確率は高くなる。ある程度、外国語に精通していて、他国語に訳しやすい書き方をすれば、それなりの精度が得られるそうだ。

 いずれにしても、これら豊富な機能を存分に活用できるのは、そもそもの「ATOK 2010 for Mac」が根幹部分でブラッシュアップを図り、これまでにない快適さを手に入れたからにほかならない。

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