玄人志向は、GeForce GTS 450搭載モデル「GF-GTS450-E1GHD」と「GF-GTS450-E1GHD/OC」を発表した。どちらも出荷開始は9月13日で、実売予想価格はGF-GTS450-E1GHDで1万3000円前後、GF-GTS450-E1GHD/OCで1万4000円前後となる。ともに、グラフィックスメモリとしてGDDR5を1Gバイト実装する。また、どちらも2スロット厚のクーラーユニットを搭載するが、その形状は異なり、「GF-GTS450-E1GHD/OC」はカード全体を覆うフード形状になっている。
GF-GTS450-E1GHD/OCはオーバークロックモデルで、コアクロックが825MHz、メモリクロックは3696MHz相当に設定される。映像出力インタフェースには、デュアルリンクのDVI-IとHDMI、アナログRGBを備える。GF-GTS450-E1GHDはNVIDIAの推奨設定からごくわずかにクロックアップしたモデルで、コアクロックは789MHz、メモリクロックは3760MHz相当になる。
シネックスは、EVGAのGeForce GTS 450搭載モデル「01G-P3-1452」と「01G-P3-1450」の取り扱いを発表した。どちらも出荷開始は9月13日で、実売予想価格は上位モデルの「01G-P3-1452」が1万5000円前後、「01G-P3-1450」が1万4000円前後になる見込みだ。
どちらも、NVIDIAが推奨するクロック設定を上回るオーバークロックモデルで、「01G-P3-1452」は、コアクロックを882MHz、シェーダークロックが1764MHz、メモリクロックを3800MHz相当に設定する。映像出力はデュアルコアのDVI-Iを2基とMini HDMIを備える。外部電源コネクタは6ピンを1基用意し、最大消費電力は125ワット。DVI-D-Sub変換アダプタが標準で付属する。
「01G-P3-1450」では、コアクロックを822MHz、シェーダークロックを1566MHz、メモリクロックは3608MHz相当に設定する。映像出力インタフェースは上位モデルと同様で、デュアルリンクDVI-Iを2基とMini HDMIを備え、DVI-D-Sub変換アダプタも標準で付属する。6ピンの外部電源コネクタを備え、最大消費電力が125ワットであるのも共通。グラフィックスメモリはGDDR5を1Gバイト実装する。
エルザ・ジャパンは、GeForce GTS 450搭載グラフィックスカード「ELSA GLADIAC GTS 450 1GB」を発表した。出荷開始は9月中旬の予定で、実売予想価格は1万7000円前後の見込みだ。
コアクロックが783MHz、シェーダークロック1566MHz、メモリクロックが3608MHz相当とNVIDIAの推奨クロックに設定されている。映像出力インタフェースはデュアルリンクDVI-Iを2基とMini HDMIを備える。グラフィックスメモリはGDDR5を1Gバイト実装。オーバークロックモデルではないが、エルザ・ジャパン製グラフィックスカードの特徴である「2年間保証」がこの製品でも適用される。
搭載するクーラーユニットは、NVIDIAのリファレンスデザインから銅をコアに組み込んだ大型のヒートシンクと85ミリ径ファンを採用し、自動回転機構によりアイドルの発生音が約16dB、ピーク時でも約26dBにとどまる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.