ARM対応ですべてのデバイスにWindowsを──Microsoft基調講演:2011 International CES(1/2 ページ)

» 2011年01月07日 09時16分 公開
[登丸しのぶ/Shinobu T. Taylor,ITmedia]

予想を超えるヒットとなったKinect

Microsoftの基調講演で登場したMicrosoft CEOのスティーブ・バルマー氏

 米Microsoft CEOのスティーブ・バルマー氏は、「2010年はWindows 7 Phone、Office 2010、Kinectなど、新製品が相次ぎ、(マイクロソフトの)顧客にとって、非常にエキサイティングな年だった」と述べるとともに、Windows 7の売上げが好調なことにも触れるなど、同社の勢いをアピール。バルマー氏は、コンシューマー向けの同社のラインアップとして3つの分野、「Xbox 360」、「Windows Phone」、「Windows PC」を挙げ、それぞれの分野で最近発表した製品、および今後発売予定の製品をプレビューとして基調講演で紹介した。

 まず、バルマー氏は2010年11月に発売した“Kinect”が好調なXbox 360からプレゼンテーションをスタートした。米国では過去6カ月に最も多く販売されたゲームコンソールになるなどXboxが非常に人気で、全世界でも5000万台以上を出荷している。Kinectも2010年のホリデーシーズンにおけるKinectのセールスを500万台と予想していたが、実際はこれを大きく上回る800万台を60日間で売り上げたという。

 バルマー氏がいうところの「ホームエンターテイメントの進化形」であるKinectは、ゲーム用として開発がスタートしているが、今後はほかの分野でも応用が期待されている。基調講演では、手の動きや声によるビデオ再生操作をKinectでおこなったほか、Kinectを採用した新機能として、Avatar KINECTを紹介した。Avatar KINECTは文字通り、自分そっくりのAvatarを使ってコミュニケーションできる機能で、顔の細かい表情まで再現できる。Microsoftは、このAvatar KINECTをXbox Live Gold Memberに提供していく。

Kinectのデモ。「Xbox Resume!」(再生)などと声をかけると音楽や動画を再生できる(写真=左)。Avatar KINECTで作ったバルマー氏のアバター。眉を上げるといった表情の細かい動きまで再現可能だ(写真=右)

Windows Phone 7では5500のアプリが使用可能

 続いて、「Xbox Live(Xboxのオンラインサービス)はWindows Phone 7でも楽しめる」と、バルマー氏はWindows Phone 7へ話題を移した。

 2010年10月に発売されたWindows Phone 7は、現在、9種類の端末が60の移動体通信事業者を通して30の国で販売されている。また、現在までに5500以上のアプリケーションがWindows Phone 7向けに用意されており、2万以上の登録済みデベロッパーから日々、新しいアプリケーションが追加されているという。

 今後数カ月間で予定しているWindows Phone 7のアップデートとしては、コピー&ペースト機能の追加、アプリケーションの迅速な立ち上げとアプリケーション間のスムーズな移動、さらに、SprintとVerizonが移動体通信のキャリアとして加わることを発表した。

Windows 7 Phoneに近々搭載されるコピー&ペースト機能(写真=左)。Windows 7 Phoneのインタフェース。上下にスクロールして簡単にアプリケーションにアクセスできる(写真=右)

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