Intel Forum 2011では、製品展示会場も設けられ、日本で活動するPCメーカーの多くがSandy Bridgeを搭載したデスクトップPC、ノートPCを展示していた。その中には、未発表CPUを搭載した“参考展示”もいくつか確認された。ここでは、それらも含めたIntel Forum 2011で展示されていたPCをすべて紹介しよう。
レノボ・ジャパンは、すでに発表しているタワー型の「Idea Centre K330」とノートPCの「Idea Pad Y560p」のほか、参考展示として、15.6型ワイド液晶ディスプレイとテンキーも備えたキーボードを搭載する「ThinkPad Edge E520」を参考展示としてそろえていた。
ユニットコムは、発表済みのタワー型でCore i7-2600搭載の「Lesance DT H6722 GTX460 7P」と、同じく発表済みのノートPCでCore i7-2630QM搭載の「Lesance NB H7521/GTX460M/BD」を展示していた。
マウスコンピューターは、ゲーミングPCシリーズの「G-Tune」で、タワー型の「MASTERPICE i1320BA1-Liquid」と「NEXTGEAR i540GA1」、そして未発表の「NEXTGEAR-NOTE i940PA1」を展示した。製品説明プレートには、どちらもCore i7-2600を搭載するとされている。スタッフに「“K”シリーズ搭載モデルは用意するのか」と質問したところ、現在検討中で製品化は未定とのこと。
マウスコンピューターでは、ほかにもスリムタワー型でCore i7-2600を搭載する「LUV MACHINES Slim」シリーズと、ノートPCでCore i7-2630QMを搭載する「m-Book Pシリーズ」を紹介している。
九十九電機を運営するProjectWhiteは、タワー型でCore i7-2600を搭載する「G-GEAR」シリーズと、ミニタワー型でCore i5-2300を搭載する「eX.computer エアロストリーム」シリーズを展示していた。
先日、2011年春モデルを発表した富士通は、Core i7-2630QMを搭載する液晶一体型PCの「FMV ESPRIMO FH98/CM」と、ノートPCで同じくCore i7-2630QM搭載の「FMV LIFEBOOK AH77/C」、そして、モバイルノートPCでCore i5-2520Mを搭載する「FMV LIFEBOOK SH76/C」を展示した。
パナソニックは、2011年の春モデルの相当する製品をまだ発表していないが、展示会場では、Sandy Bridge世代のCPUを搭載する参考展示として、Let'snote SシリーズとLet'snote Jシリーズを用意した。
日本ヒューレット・パッカードは、すでに発表しているタワー型でCore i7-2600を搭載する「HP Pavilion Desktop PC PE-580jp/CT」と、ノートPCでCore i7-2630QMを搭載する「HP Pavilion Notebook PC dv6-4000」を展示した。
日本エイサーは、参考展示ながら米国で行ったイベントで公開しているタワー型でCore i7-2600搭載の「Aspire Predator AG3600」とスリムタワー型でCore i5-2400を搭載する「Aspire AX 3960」、そして、ノートPCでCore i7-2630QMを搭載する「Aspire AS 5750G」を展示した。
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