DRAM専業メーカーのエルピーダメモリは、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響を発表した。
秋田エルピーダメモリ(秋田県秋田市)は地震に伴う停電で操業停止状態となっているが、電力の回復次第、通常のオペレーションに回復する見込み。
広島工場は震度が軽微だったため、通常のオペレーションを行っており、地震によってスクラップされたウェハはないという。物流は3月14日より通常通り行うとしており、今回の地震による同社事業へのインパクトは軽微との見方だ。
なお、同社は被災者支援のため、2000万円相当の義援金を拠出するとともに、全世界のグループ従業員より寄付を募り、これも併せて寄付すると発表した(3月14日16時追記)。
3月16日、秋田エルピーダメモリは操業を再開した(3月16日20時30分追記)。
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