アイ・オー・データ機器は、東北地方太平洋沖地震による同社の製品サポート、商品の発送、アイオー・セーフティ・サービスの状況などの情報を紹介するWebページのリンクを公開した。
また、東京電力、東北電力などで予定している計画停電に備えて、同社の製品を運用しているユーザーに向けて、停電前に行っておきたい準備について解説するWebページも設けている。
今回、アイ・オー・データ機器が情報を公開したWebページは以下の通りだ。
「東京電力株式会社の計画停電開始に向けての、弊社製品の停電前準備のお願い」
「東北地方太平洋沖地震によるアイオー・セーフティーサービス(ISS)の状況について」
同社のインフォメーションデスク・サポートセンター、修理センターは通常通りの営業と対応を行っているが、出荷と配達に遅延が発生している。なお、仙台営業所は現在営業を中止しており、問い合わせや注文の電話とFAXは自動転送される金沢本社で対応する。
同社の直販Webサイト「ioPLAZA」では、注文を受けた製品の出荷状況について説明している。それによると、3月15日午前10時30分時点で、確実に出荷できない地域として青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、茨城県が挙がっている。また、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県についても支障がでているが、こちらは、西日本から発送できる場合は随時出荷するとしている。
同社製品の停電前準備に関する説明では、LAN接続型HDD(NAS)とRAID構成HDDについて、停電開始前にシャットダウンをするように呼びかけており、製品ごとの具体的なシャットダウン手順もあわせて解説している。このほかの製品でも、テレビに接続して録画データを保存するHDDを利用するユーザーや、PC周辺機器を使用してるユーザーに対して正常な動作ができないことがあるため、シャットダウンすることを勧めている。
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