ラインアップ
ハードウェア
ソフトウェア
東芝は5月16日、2011年PC夏モデルを発表した。ラインアップは、地デジ機能を搭載するdynabook Qosmioと、地デジ機能を持たないdynabookに分けられ、前者が「D711」と「T751」、および「T551」の3シリーズ、後者が「T551」「T351」「R731」の3シリーズ、そしてNetbookの「dynabook N300」という構成だ。5月20日より順次発売される。
ハードウェア面での見どころは、Netbookを除く全モデルでSandy Bridge世代に移行した点と、SSDに独自ユーティリティを組み合わせた高速起動モデルの登場、そしてデジタル3波対応のダブル地デジを搭載したノートPCの拡充だ。また、7シリーズ中4シリーズで新デザインのボディに生まれ変わっているのも目を引く。ソフトウェア面では、全モデルでServiece Pack 1適用済みのWindows 7が採用されたほか、電力供給不足の懸念から、企業向けモデルで実績のある節電機能の拡大が興味深い。
21.5型のフルHD液晶を搭載する「dynabok Qosmio D711」は、第2世代Core iシリーズを採用した基本システムの刷新ともに、上位2モデルでデジタル3波(BS/110度CS/地デジ)対応のダブルチューナーを搭載しているのがポイント。また、大量の録画データに対応するため、最上位モデルでは2TバイトのHDDや、BDXL対応のBlu-ray Discドライブを搭載した。一方、下位モデルは新型Pentiumプロセッサーを採用し、実売14万円前後に抑えている。
ボディデザインやカラーバリエーションに変更はなく、プレシャスブラック、シャイニーレッド、リュクスホワイトの3色で展開する。
3波対応のダブルチューナーを内蔵する地デジノートの上位シリーズ「dynabook Qosmio T751」は、ボディデザインを一新するとともに、第2世代Core iシリーズのCore i5-2410Mを採用し、システムパフォーマンスを大幅に向上した。また、これにあわせてインテルワイヤレスディスプレイに対応したほか、USB 3.0の搭載やWebカメラの高画素化(100万画素)もトピックだ。
シングル地デジチューナー内蔵の「dynabook Qosmio T551」も同様に最新アーキテクチャに移行したほか、最廉価モデルでは新型Pentiumを採用し、実売14万円台半ばまで抑えた。また、大容量バッテリーを搭載する上位モデルは、15.6型ワイドクラスのノートPCながら、通常約8時間、テレビ視聴時でも約5時間のバッテリー駆動が行える。ボディデザインも変更され、パープレストや天面にレザーをイメージした光沢仕上げのテクスチャが施されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.