Gen.3とX79とSandy Bridge-Eの関係IDF 2011(2/2 ページ)

» 2011年09月20日 17時18分 公開
[本間文,ITmedia]
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耐久力が増すという「Militaty Class III」

Intel X79 Expressチップセット搭載マザーボードのエントリーモデルとなる「X79A-GD45」。PCI Expressスロット構成が上位モデルのX79A-GD65と異なるほか、利用できるSerial ATA 6Gbpsも2つ少ない

 「X79A-GD45」は、チップセットやCPUでサポートする機能を実装したスタンダードモデルという位置づけだ。拡張スロットにPCI Express Gen.3 x16対応を3基備え、それぞれをPCI Expressレーンが16本専用、16本、または8本、8本専用という構成で利用できる。Serial ATA 6Gbpsインタフェースはチップセットに統合したコントローラで制御するが、USB 3.0はNEC(ルネサス)の専用コントローラをオンボードで実装していることから、Intel X79 ExpressチップセットにはUSB 3.0コントローラは実装されていない可能性が高い。

 VRMや電源回路回りには、MSIが独自に定める高品質耐久性対応部品を採用する“Military Class”の最新基準「Military Class III」をうたう。現行のMilitary Class IIより耐久性能が向上するというが、その構成条件についてはCOMPUTEX TAIPEI 2011と同様に「詳細は後日」という。また、UEFI BIOSは第2世代の「ClickBIOS II」となる。

 一方、「X79A-GD65」は、PCI Expressブリッジチップを搭載することで、マルチグラフィックス環境を強化するとともに、Serial ATA 6Gbpsも4基対応に増える。MSIは、PCI Expressブリッジチップに何を採用しているかなどの詳細を現時点で明らかにしていないが、X79A-GD65のPCI ExpressがGen.2対応となることから、既存モデルと同じ、NVIDIAの「nForce 200」を搭載すると考えるのが妥当だろう。なお、MSIはさらに追加されたPCI Express 2.0 x16対応スロットのレーン構成なども明らかにしていない。

 MSIは、これら3製品を「10月末にも市場投入したい」(担当者)としており、開発も順調に進んでいるようだ。さらに、MSIは「フラグシップモデルとしてIntel X79 Expressチップセットを搭載した“Big Bang Fuzion”も計画中だ」と述べている。

MSI Intel X79 チップセット搭載マザーボード基本仕様 (IDF 2011公開スペックより)
モデル名 X79A-GD45 X79A-GD65 X79A-GD65(8D)
CPU Intel 2nd Gen. Intel Core i7 Processor (Sandy Bridge-E)
CPUソケット LGA2011
メモリ 4チャンネルDDR3
メモリスロット 4 4 8
最大メモリ容量 64Gバイト
最大メモリ速度(オーバークロック) 2400MHz
PCI Expressスロット Gen.3 x16 3 3 3
Gen.2 x16 2 2
Gen.2 x1 4 1 1
USB 3.0 4 4 4
USB 2.0 8 12 12
Serial ATA 6Gbps 2 4 4
Serial ATA 3Gbps 4 4 4

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