“ナノコーティング”のアルミ薄型ノート「U36SD」を攻略するモバイルでもGPU性能と長時間駆動を求める人へ(2/3 ページ)

» 2011年09月26日 16時15分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

USB 3.0、SDXC対応SDメモリーカードなど高速インタフェースに対応

底面のネジ止めされたカバーを外すと、2基のメモリスロットが現れる。購入時には4Gバイトのメモリモジュールが1枚装着され、1基のスロットが空いた状態だ

 メモリはPC3-10600 SO-DIMMに対応し、容量は4Gバイト(4Gバイトモジュール×1枚)を搭載する。データストレージは2.5インチHDD(回転速度7200rpm)を採用しており、容量は750Gバイトとなっている。前述の通り、光学ドライブは非搭載だ。

 通信機能は1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LANを装備している一方、Bluetoothは標準搭載していない。

 端子類はUSB 3.0が1基、USB 2.0が2基、メディアカードリーダー(SDXC、SDHC、メモリースティックPRO、MMC、xDピクチャーカードなどに対応)、HDMI出力、D-Sub 15ピンのアナログRGB出力、サウンド端子など、1.5キログラム前後の薄型軽量ノートPCとしては充実した内容といえる。USBポートは電源オフでも充電できる「USB Charger+」機能を備えている。

 コストパフォーマンスを重視しつつも、USB 3.0やSDXCといった高速インタフェースにしっかり対応しているのは心強い限りだ。液晶フレームの上部には30万画素のWebカメラも内蔵している。

前面には吸気用の細いスリットを用意(写真=左)。背面はバッテリーで占有されている(写真=右)

左側面には手前から排気口、2基のUSB 2.0、アナログRGB出力、ACアダプタ接続用のDC入力、盗難防止ロック用コネクタが並ぶ(写真=左)。右側面には手前からヘッドフォン、マイク、メモリカードスロット、USB 3.0、HDMI出力、有線LANが配置されている

 なお、OSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)をプリインストールしている。付属ソフトは省電力管理の「ASUS Power4Gear Hybrid」や起動時間短縮の「ASUS Fast Boot」、画質調整の「ASUS Splendid」といったASUS独自のユーティリティ群を中心に、CD/DVDライティングの「Cyberlink Power2Go」(光学ドライブは非搭載)、オフィススイートの「KINGSOFT Office 2010 Standard」(30日間無料体験版)などを用意する。

U36SDのデバイスマネージャ画面

1366×768ドット表示の13.3型ワイド液晶を採用

 液晶ディスプレイはサイズが13.3型ワイド、表示解像度が1366×768ドットだ。バックライトは白色LEDを内蔵している。Windows 7搭載のモバイルノートPCとしては標準的な表示解像度ではあるが、中級以上のモバイルノートPCユーザーからはより高解像度が好まれる傾向もあり、基本スペックの高さからすると少し物足りない印象も受ける。

 表面は光沢仕上げで映り込みはしやすいものの、表示は鮮やかで輝度も十分だ。視野角は広くないが、モバイルノートPCで一般に使われているTNパネルとしては標準的だろう。液晶ディスプレイの角度は約135度まで開くので、かなり上から見下ろすような姿勢で使う場合でもなければ、角度調整で十分対応できる。

1366×768ドット表示の13.3型ワイド液晶を装備(写真=左)。液晶ディスプレイは約135度まで開く(写真=右)

キーボードとタッチパッドは余裕のあるサイズ

 キーボードは、キーボードベゼルからキートップのみを露出させたアイソレーションタイプ(ASUSはチクレットキーボードと呼ぶ)を採用。6段配列となっており、主要キーは実測で19(横)×18.5(縦)ミリのキーピッチを確保している。最下段やEnterキーの周辺に変則的なキーピッチが見られるが、全体的にゆったりとしたレイアウトなので、タッチタイプは容易だろう。

 キースイッチの感触はやや反発が強めに感じるが、ユニットの剛性はしっかりしており、強めにタイプしてもたわむような感触がなく、タッチ感はおおむね良好だ。

 ポインティングデバイスは2ボタン式のタッチパッドを搭載している。タッチパッドのサイズは82.5(横)×50(縦)ミリと十分な広さで、パッドの滑りも問題ない。左右一体型のクリックボタンはデザインのアクセントか、光沢仕上げになっている。見た目は品よくまとまっているが、スイッチのストロークが浅く、カチカチと軽い音が鳴るのが本体の上質感に比べて少し残念だ。

 拡張機能としては、パッドの右辺/下辺を使ったスクロール機能のみで、マルチタッチジェスチャー機能などには標準で対応しない。もっともマルチタッチジェスチャーに対応しているほかのWindowsノートPCであっても、Mac OS X環境におけるMacBookシリーズの同等機能が実現している直感的な操作性には遠く及ばないのが現状だ。これについては特にマイナスポイントではないだろう。

6段配列のアイソレーションキーボードと2ボタン式のタッチパッドは、どちらも十分なサイズで扱いやすい(写真=左)。タッチパッドのドライバはシナプティクス製で、主要な拡張機能はパッドのエッジを使ったスクロール機能のみだ(画面=中央)。キーボードの左上には省電力機能をワンタッチで切り替える「Power4Gear」ボタンも備える(写真=右)

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