Intelの基調講演で紹介された「K800」は、中国限定の出荷になるが、展示機材は、“Medfield”世代プラットフォームが動作する搭載するスマートフォントして注目された。x86系CPUを搭載したデバイスながら、OSにAndroid(展示機材は2.3)を導入する。
インテルのブースにあった展示機材にしてもK800にしても、スクロールやアプリの起動など、その動きは軽快、さらに、照明などで温度の高いブースにもかかわらず、長時間アイドル状態で展示されていても、ボディ表面の温度は高くない。
同様に、Atom Z2460を搭載する10型ワイドタブレットデバイス「IdeaTab K2110」も中国限定出荷のモデルだ。展示機材のOSはAndroid 4.0を導入していた。説明によると出荷時はAndroid 2.3で後にAndroid 4.0へのアップグレードに対応するという。
展示機材は、Androidで動作するベンチマークテストのQuandrant Standard Editionを導入していた。ベンチマークテストそのものは3D Graphicsテストが完了した時点で中断してしまい、測定値は確認できなかったが、System Informationでは、CPUの動作クロックが最大で1600MHz、最小で600MHzであることや導入OSがAndroid 4.0、画面解像度が1232×800ドットであることなどが確認できた。
Tegra 3を採用する10型ワイドタブレットデバイスの「IdeaTab K2010」は、出荷開始時点では中国市場のみの投入だが、その後、各国市場でも出荷する予定だ。説明資料では、搭載するTegra 3について、動作クロック1.3GHzの「T30L」、または、動作クロック1.6GHzの「T33」となる予定で、導入するOSはAndroid 4.0になる。
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