1月中旬に、パイオニアの新しいBDXLドライブ「BDR-207MBK」が1万3000円弱で登場し、今週は独自の省電力機能などを備えた上位のリテールパッケージモデル「BDR-207JBK」も1万6000円弱で出回るようになった。
BDXL対応で独自技術も多いドライブながらリーズナブルで、どちらも複数のショップで好調に売れているという。その一方で、同社で初めてBDXLに対応した1世代前のドライブ「BDR-206MBK」の人気も過熱中だ。2万円弱と比較的高価なドライブだが、型番指定で購入するユーザーが多いらしい。
ツートップ秋葉原本店は「BDR-206MBKは日本の工場で製造していたというのが大きいんだと思います」と語る。BDR-207MBKは中国生産で、BDR-207JBKも「中身をチェックしたらMade in Chinaでした」(某ショップ)といった声があり、製造地の違いから旧モデルを探し求める動きが出ているようだ。
「まあ、最近の品質管理ならどこで生産しても一定のクオリティになると思いますけど……」と前置きしつつ、ある店員氏は「昔の海外製ドライブはエラー連発というものがザラでしたから。メディアの単価が高いBDXLを扱うドライブだからこそ、最良を求める人が多いんじゃないでしょうか」と話していた。
BDR-206MBKは、週末時点で複数のショップが在庫していたが、知る人ぞ知る事情があっという間にレア化する可能性も高そうだ。
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