日本マイクロソフトは3月28日、Webブラウザ「Internet Explorer」(IE)の自動アップグレードを開始したと発表した。Windows Updateを通じ、セキュリティプログラムの更新時と同様に、最新版が自動でインストールされる。
Windows XP(SP3のみ)でIE6/7を利用していればIE8に、Windows 7/Vista(SP2のみ)でIE7/8を利用していればIE9にアップグレードする。自動配布の無効化ツールキット(Blocker Toolkit)を導入していたり、IEの自動更新で「インストールしない」を選択したことがある場合は対象とならない。
最新Webブラウザを使うメリットについて、マイクロソフトはパフォーマンス、利便性の向上や、セキュリティの強化を挙げている。また、IE8/IE9になることでHTML5に対応するのもポイントだ。
マイクロソフトはIE6終了促進のカウントダウンサイトを立ち上げるなどの活動を行っており、現行のWeb標準に対応しないIE6の利用率を減らすことを目標としている。
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