不定期にぶらりと訪れたくなる筆者お気に入りのスポット「北海道・小樽」。
この場所は、イー・モバイル開業時(2007年)のまだ対応エリアが狭かった頃よりかつてのデータ通信カード機器を持って訪れていた縁がある。その頃から、利用機器はノートPCからタブレットに、通信機器もデータ通信カードからポータブルルータに、そして通信サービスも3GからLTEへと、ほんの数年でずいぶん変わったとしみじみ思う。
今回はニフティのLTE MVNOサービス「@nifty EMOBILE LTE」とLTE対応ポータブルルータ「Pocket WiFi LTE(GL01P)」をお供に、“アレ”を食しに小旅行へ出かけてみた。
まずは鉄道で「小樽駅」へ到着。訪れるのは数年ぶりだが駅前はずいぶん変わっており、観光地というか都市圏のような雰囲気だった。とはいえ、ここから歩いてあの小樽運河レンガ倉庫まで行けてしまう。このあたりは2012年6月時点ですでにLTE対応エリアとなっている。
駅前で計測した通信速度は下り24Mbps/上り16Mbps。意外と……かなり高速で驚いた。確認すると、小樽市の一部(小樽駅周辺)はまだ数少ない下り最大75Mbps/上り最大25Mbps対応エリアでもあるようで、レンガ倉庫周辺のぶらり観光にもかなり快適に高速データ通信を利用できそうだ。
続いて今回の目的の1つ、小樽に来ると毎回訪れる「小樽ミルク・プラント」へ。小高い丘の上にある小樽公園の、ちょっと手前の坂の途中にある北海道の新鮮な牛乳を使ったソフトクリーム、アイスクリームが食べられるお店だ。
狙いは30センチもの高さの名物巨大ソフトクリーム「N・Yジャンボ」。なのだが、なぜかオナカの調子が悪く……、泣く泣くレギュラーに。レギュラーでも十分すぎるほどうまい。
というわけで店内でも速度チェック。ここもしっかりLTEエリア内だ。速度は下り最高値で23.07Mbps/上り最高値で11.5Mbpsを記録。小樽駅前の結果と比べても同等といえ、上り速度も高速なので高解像度写真をブログへアップロードするにも「ソフトクリームが溶ける前」にできてしまうのだ。
(続く)
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