「天狗山」、ここも小樽のお気に入りスポットだ。
標高532メートルの山頂展望台から小樽市街と石狩湾を一望できる眺めのよい場所で、こと夜景は北海道三大夜景の1つと言われている。こちら、山頂までロープウェイでスイスイ行けるので、立ち寄る予定がなくても「あ、行こう」とぶらり気分で行けるのもよいところである。
エリアマップによると山頂はLTEエリアではないようだが、3GのEMOBILE G4エリアではある。EMOBILE LTEサービスおよびニフティのLTE MVNOサービス「@nifty EMOBILE LTE」は、仮にLTEエリアでなくても、3GのEMOBILE G4エリアでも使えるので安心だ。
というわけで山頂へ。展望台のカフェで一休みとGL01Pを見ると、なぜか「LTEエリア内」であった。速度も下り最大値が17.75Mbps、上り最大値が4.27Mbps。何度も計測して下り平均15Mbpsが普通に出るとなれば、たまたま入ってしまった……のではないようだ。
ともあれ、エリアマップのLTEエリアから直線距離で2キロほど離れている場所なのだが、なぜか天狗山山頂で快適に使えてしまった。これはかなりの収穫だ。

エリアマップではLTEエリア外とあるのだが、今回試したところでは天狗山山頂もLTEエリアだったのは収穫。速度は下り最大値で17.75Mbps、時間をおいて何度か計測したが、下り平均15Mbpsとかなり良好な値だったので、たまたま……ではないようだ天狗山山頂でちょっと驚いたあとは、蒸気機関車の動態保存や転車台、かつて機密の存在だった日銀専用車両マニ30の展示などで有名な「小樽市総合博物館」で鉄分を補給しよう。


小樽総合博物館にあった「アイアンホース号」(1909年製)。グアテマラで使用されていた車両とのことだが動態保存されており、現在も施設内での体験乗車などに利用されている(写真=左)。このほか、かつて北海道の原野を縦横無尽に走り抜けていた国鉄型車両にもたくさん出会える(写真=中央)。かつて存在自体が機密のようになっていた日銀所有現金運搬専用車両の「マニ30形客車」。窓が少なく、貫通扉さえないあたりがいかにもなのだ(写真=右)もちろん、この施設もLTEがばっちり入る。下り速度は最高で19.62Mbps、上り速度は最高5.08Mbpsとかなり快適な速度で通信できた。
さらに鉄分を補給すべく、鉄系のハイビジョン動画をタブレットでストリーミング再生しながら食事してみたが、約25分の作品もコマ落ちなくスイスイと再生できるのもよいですな。うん、ごちそうさま。
(続く)
レビュー:イー・モバLTEサービスの実力は?──「@nifty EMOBILE LTE定額にねんプラン」で試す
ニフティ、「@nifty EMOBILE LTE定額にねんプラン」を開始
「下り最大150Mbps」のスタート時期は?――イー・アクセスが今後のLTE戦略を説明
下り最大75Mbps「EMOBILE LTE」開始──「速い、広い、安い。とにかく最高の“世界標準”LTEサービス」と千本会長Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.