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» 2012年07月05日 00時00分 公開

定額制で1000万曲が聴き放題――「Music Unlimited」体験会音楽をもっと自由に

7月3日に日本でもサービスが始まった「Music Unlimited」についてソニーが体験会を実施。1000万を超える楽曲が1480円/30日間で聴き放題になるサービスをアピールした。

[ITmedia]

「1000万曲を好きなときに好きなだけ、音楽をもっと自由に楽しもう」

いよいよ日本でもサービスが始まった「Music Unlimited」

 世界17カ国で展開するクラウドベースの音楽配信サービス「Music Unlimited」について、ソニーが報道関係者向けに内覧会を実施し、一足遅れて実現した日本向けの展開について説明した。

 既報の通り、Music Unlimitedは「1000万を超える楽曲が定額で聴き放題」というサブスクリプション制サービスを打ち出しているのが特徴だ。日本国内では月額(30日)1480円のプレミアムプランのみが提供される(海外では検索機能などを制限したベーシックプランもある)。

 ソニーのネットワークエンタテインメント部門ビジネス企画部の大澤雄人氏は、「(Music Unlimmitedは)音楽との出会い、さまざまな音楽に出会える仕組みが入っている。多彩なデバイスで利用でき、生活のシーンにあわせて楽しめるのはソニーならでは」と語り、「好きなときに好きなだけ、音楽をもっと自由に楽しもう」というMusic Unlimitedのコンセプトを紹介。提供楽曲の大半は、EMIミュージック・ジャパンやソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサル ミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンらから許諾を受けた洋楽が中心だが、日本独自の展開として数万曲の邦楽も含み、順次対応曲を拡大していくと説明した。

ソニーネットワークエンタテインメント部門ビジネス企画部ビジネス企画課の大澤雄人氏。48kbps HE-AACを採用した点については、3G回線での利用を考慮したためとのことだが、音質についても同社のエンジニアが精査したとしている(写真=左)。Music Unlimmitedはコンシューマー向けサービスを展開するネットワークプラットフォームのサービス群の1つ。ほかに、映像配信サービスの「Video Unlimited」やゲーム向けの「PlayStation Network」、動画・写真共有サービスの「PlayMemories Network」がある(写真=中央/右)。PlayStation VitaやPlayStation 3ユーザーは、既存のPlayStation Networkアカウントを利用できる

 Music Unlimitedでは、膨大な楽曲を自由に聞くことができ、ヒットチャートをはじめ、ジャンル、年代といったチャンネルや、キーワードによる検索機能で好みの音楽を探し出せる。気に入った曲があれば、クラウド上のマイライブラリに追加しておき、いつでも好きなときに対応機器から再生可能だ。マイライブラリに登録された曲や、明示的に「好き」とレーティングした曲の傾向から、各チャンネルに並ぶ楽曲をユーザーに最適化していくパーソナライズ機能も搭載する(ちなみに、パーソナライズ機能はオフにできない)。また、iTunesライブラリなどの手持ちの曲(非DRM)があれば、メタデータや波形などからMusic Unlimited内の曲とマッチングし、マイライブラリに追加するMusic Sync機能もある。

 Music Unlimitedは、PCとMacであればWebブラウザ(Flash)でMusic Unlimitedのサイトにアクセスすることにより利用可能(サインインしなくても30秒間は試聴できる)。一方、Android搭載端末はGoogle Playから、PlayStation VitaはPS Storeからアプリをインストールする必要がある。PlayStation 3とBRAVIAはメイン画面のミュージック列にあるMusic Unlimitedを選択すればいい。iOS向けにも近日中に対応アプリが公開される予定だ。

ジャンルごとのヒットチャートのほか、週替わりで注目タイトルを紹介する「HOT SONGS」など、同サービスの編成部が選んだ曲も並ぶ(写真=左)。曲のプロフィールや関連する曲なども参照できる(写真=中央)。12音解析を使って、「夕方のおすすめ」「ソファラウンジ」といったムードから楽曲をリストアップする「SensMe」もある(写真=右)。現時点で全50チャンネルが用意されているが、邦楽を集めたJ-POPなどのチャンネルは未実装。日本特有のチャンネルについては今後拡張していく予定という。邦楽の割合が全体の1%以下ということもあり、体験会で触った印象では、キーワードで直接検索しない限り邦楽はほとんど引っかからない(写真=右)。

 常時接続を前提としたPCやPlayStation 3、BRAVIAなどはストリーミング再生が基本となるが(ストリーミング再生時は、アカウントにひも付いた1台の対応機器からのみ再生でき、後から接続したほうが優先される)、PlayStation Vitaなどのモバイルデバイスについては、楽曲データのキャッシュ機能も備えており、1アカウント3台までのオフライン再生も行える。キャッシュできる曲数の上限は、Android搭載端末が4000曲、PlayStation Vitaが1000曲となっている。また、現時点でAndroid搭載タブレットはオフライン再生に対応していないが、今後は対応する予定という(PCなどの対応予定はない)。

 なお、クラウド上に作成したマイライブラリは、サービス利用停止後も30日間は保持され、30日以内に再利用の手続きを行えば継続して利用できる。端末のローカルにキャッシュされた楽曲は、30日ごとにMusic Unlimitedでの認証が発生する仕組みだ。

対応機器はAndroidを搭載するスマートフォンやタブレット、ウォークマンのほか、PlayStation Vita、Play Station 3、PC、Mac、iOS(今後対応予定)など。共通したルック&フィールで利用できるのが特徴だ。2画面タブレットのSony Tablet Pシリーズも共通のUIを採用している(2画面を活用したUIでないのはちょっと残念)

 対応機器と機能比較は以下の通り。現時点で決済方法はクレジットカードのみの対応となるが、将来的に別の方法も検討するとしている。

対応機器一覧と機能比較表。Android搭載端末で利用する際は、あらかじめPCなどでアカウントを設定する必要がある。※スライド中、Android搭載タブレットの対応OSが2.1以上となっているが、正しくは3.0以上

現時点でAndroid端末やBRAVIAではアカウントを作成することはできず、PCやPlayStation 3、PlayStation Vitaであらかじめ作成しておく必要がある。また、決済の方法はクレジットカードのみ。なお、アカウント作成後30日間は無料でMusic Unlimitedを利用できる(初期設定では継続課金が指定されているので、無料期間だけ使いたい人はオフにしておこう)

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