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» 2012年08月28日 19時30分 公開

ドコモ タブレット:“かなり”軽いぞ、カーボンファイバーボディ──写真で解説する「MEDIAS TAB UL N-08D」 (2/2)

[岩城俊介,ITmedia]
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新感覚のタッチ操作感「HDハプティクス」技術

 本機に備わる、ディスプレイ面を振動させ、よりリアルな“感触”を再現するフィードバック技術「HDハプティクス」はかなりおもしろい。

photophotophoto 振動素子で震え、タッチ/振って“フィードバック”が得られる「HDハプティクス」を実装する。例えば体験アプリのボールモードでは、あたかもスーパーボール(写真=右)が中でコンコン反発、軽めの鉄球がゴンゴン反発しているかのように、マラカスモードを選ぶとあたかもマラカスを振っているかのように──中に入っている“シャラシャラ”が、実際に動いているかのように感じるのだ

 こちらは、振動を単に震えるだけのモーターではなく特殊な振動素子で再現し、それとなく振動する位置や方向、重さなどを錯覚的に体感できるよう工夫した技術だ。HDハプティクスの効果をより体感できるゲームアプリ「ソニックCD」や、振って“あたかもそれ”のように震えるサンプル楽器アプリもプリインストールする。ドコモはいつぞや加速度センサーやカメラを利用して楽しむ「直感ゲーム」を訴求した時期があったが、よりリアルな擬似的感触を体感できる同技術、ゲームやタッチ操作以外にも応用範囲がかなり広そうだ。

 日本語入力システムは「ATOK+T9入力」で、QWERTYキー、テンキー+フリック入力、手書き入力、T9入力などをサポートする。ソフトウェアキーボードも、縦位置表示では左右どちらかに寄せるスタイルに、横位置表示では左右セパレートスタイルを用意し、一般スマホより幅の広い7型タブレットでも入力しやすいインタフェースを用意する。

photophoto 縦位置ではQWERTYやテンキー+フリック入力、横位置では左右分割QWERTYや手書きでの入力が便利。用途に応じて入力スタイルを使い分けられる

 国内メーカー製タブレットとして、著作権保護が施されたデジタル放送の録画番組もネットワーク再生できるDTCP-IP対応のDLNA機能もきちんと実装する。DLNAクライアントアプリ「DiXiM Player」を用い、家庭内ネットワークにあるBlu-rayレコーダーや地デジチューナー内蔵PCで録画した番組のネットワーク再生および持ち出しが行える。どう活用できるか、機能そのものはN-06D、あるいはNECの10.1型タブレット「LifeTouch L」と同等のため、過去のレビュー記事を参考にしてほしい。

 ただ、こういった家庭内で積極活用してほしい機能をより快適に活用できる可能性が高い、5GHz帯無線LANはサポートしない。そこは少し残念だ。

photophotophoto 7型ワイドの広い画面を生かし、Webサイトを上下に2つ同時表示できるオリジナルの「デュアルタブブラウザ」アプリをプリインストールする。何かを比較しながら他のサイトを表示するといったシーンに便利(画面=左)。内蔵スピーカー+マイクにより、普通にFOMA通話も行える(画面=中央)。Blu-rayレコーダーやテレビで録画した番組を本機でネットワーク再生できるDTCP-IP対応「DiXiM Player」を実装する(画面=右)


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 防水・おサイフ(FeliCa)・単体通話・DTCP-IP対応・プレーンデザインで薄型といったツウ好みの機能や特長も多かった「MEDIAS TAB N-06D」に対し、「MEDIAS TAB UL N-08D」はそこから防水・NOTTV・おサイフなどを省略しつつ、かなり軽量な(かつ発売時価格も比較的安価とする)特長とプレーンな外観の印象により、スペック訴求型ではない、より広いユーザー層(一般層/女性層)を意識したタブレットである。

 なお、追加ラインアップという位置付けのため、MEDIAS TAB N-06Dも併売する考えだ。7型クラスのドコモ タブレットにおいては、より高性能・多機能を望むならN-06D(+Android 4.0へのアップグレードを待つ)や「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」を、一方、スペックにはさほどこだわらず、より軽く手軽に使いたいシーン(さらにおそらく、登場時実売価格でやや安価)、および家族用などとして導入するならMEDIAS TAB UL N-08Dが向いているといえる。


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