会場では、Ultabookの特性を生かす新しいアプリケーションを紹介するブースを設けて、Windows 8を導入してタッチパネルを搭載するUltrabookに向けたアプリケーションを紹介していた。
バンダイナムコゲームスは、Windows 8スタイルユーザーインタフェースに対応した「PC-MAN Championship Edition DX」を展示していた。11月のリリースを予定しているが、現在、Windows StoreとXbox Liveの審査待ちにある。
なお、Windows 8スタイルユーザーインタフェースに対応するPAC-MANだが、Windows RTには対応しない。この理由について、バンダイナムコゲームスの説明スタッフは、「iOS向けやAndroid向けといったモバイルOS向けのゲームを移植する場合と違い、Xboxなどからゲームを移植する場合は、グラフィックスに関連する部分を最初から作り直す必要があるため、Windows RTで動かすのが難しい」と説明している。
AnchorZは、受信したメールのテキストから、日時、場所、用件を抽出して、スケジューラーに自動で入力するシステムを展示した。現在は特定のメールソフトとアプリケーションに対応するが、APIを公開するので、アプリケーション側が対応すれば、利用できるアプリは拡がると説明している。AnchorZは、このシステムを広告システムとして利用することも提案しており、会員に宣伝告知メールを送ることで、受信したユーザーのスケジューラに発売日やイベント開催日を自動で入力する宣伝形態を提案している。

Windows 8スタイルユーザーインタフェースに対応する「PC-MAN Championship Edition DX」と(写真=左)、受信したメールの内容から日時と場所、用件を抽出してスケジューラに自動で入力するAnchorZのシステム(写真=右)ゼンリンは、Windows 8のデスクトップにおける動作をサポートした「ゼンリン電子地図帳 Zi15」を紹介していた。Windows 8スタイルユーザーインタフェースに対応したバージョンについては、検討をしているが開発の可能性も含めて未定という。
また、LoiLoも動画編集アプリケーション「LoiLo Scope2」を展示し、タッチパネルを搭載するコンバーチブルタイプのUltrabookとタッチ操作を意識した直感的なユーザーインタフェースを持つLoiLo Scope2の高い親和性を訴求する。

「ゼンリン電子地図帳 Zi15」(写真=左)も「LoiLo Scope2」も、Windows 8デスクトップにおける動作に対応した。どちらもWindows 8スタイルユーザーインタフェースに対応するバージョンについては未定とのことだ
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