人気のSX2とほぼ同じ外見とほぼ同じ仕様ながら、光学ドライブを内蔵しない「Let'snote NX2」店頭向け新モデルは、1構成が登場する。CPUを、Core i5-3340M vPro(2.7GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.4GHz)を搭載し、チップセットはIntel QM77 Expressを実装する。システムメモリの容量は4Gバイトになる。
本体搭載のインタフェースには、2基のUSB 3.0と1基のUSB 2.0、SDメモリーカードスロット、そして、有線LANを備えるほか、映像出力インタフェースとしてHDMIとアナログRGBを用意する。また、無線接続では、IEEE 802.11 a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth v4.0のほかに、店頭モデルでもWiMAXが利用できる。データストレージは、従来モデルと同じく容量640GバイトのHDDを搭載する。
店頭モデルでは、標準構成でバッテリーパック[S]とバッテリーパック[L]が付属する。バッテリー駆動時間は、バッテリーパック[S]搭載時で約9時間、バッテリーパック[L]搭載時で約18時間になる。なお、店頭モデルでは、依然としてMicrosoft Officeが付属する構成を用意しない。
ボディは、従来モデルと共通の薄型でフラットなデザインを引き継いでいる。本体サイズは、バッテリーパック[S]搭載状態で、295(幅)×197.5(奥行き)×25.4〜31.5(厚さ)ミリ、重さは約1.13キロ。バッテリーパック[L]搭載状態で、本体サイズは奥行きだけが216.2ミリに変わり、重さは、約1.34キロになる。
新モデルで、円いホイールパッドでもWindows 8のジェスチャー機能が利用できるユーティリティ機能を強化したのは、Let'snote SX2やLet'snote B11の新モデルと同様だ。店頭モデルの出荷開始は2月15日の予定で、実売予想価格は18万円前後とみられている。
Web販売限定のマイレッツ倶楽部モデルでは、CPUを標準カスタマイズモデルでCore i5-3380M vPro(2.9GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.5GHz)に、プレミアムエディションでCore i7-3540M vPro(3.0GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.7GHz)強化する。また、無線接続では、無線LANにBluetooth、WiMAXに加えて、NTTドコモがLTEサービス「Xi」データ通信も利用できる構成を用意した。
| Let'snote NX2店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
| Let'snote NX2 | CF-NX2AEABR | 1スピンドル | CPU強化 | Core i5-3340M vPro(2.7GHz/最大3.4GHz) | 4GB(8GB) | 640GB HDD | 64ビット版 8 Pro | 18万円前後 |
| Let'snote NX2店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
| シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | vPro/Office | 重量 |
| Let'snote NX2 | CF-NX2AEABR | 12.1型ワイド | 1600×900ドット | Intel QM77 | − | CPU統合 | ○/─ | 1.34キロ(標準バッテリーL) |
パナソニック、Let'snote AX2の“ハイブリッド・モバイル”を訴求する
緊急レビュー:「Let'snote AX2」の変形プレイに驚け!
レッツなUltrabookはこうきたか──「Let'snote AX2」
とはいえ“ダウングレード”も可能です──「Let'snote SX2」
実は意外な人気Let'sにも“8”がきた!──「Let'snote NX2」
“軽い大画面”でWindows 8を使うならLet's!コレ!──「Let'snote B11」
“Ivy Bridge”搭載で広がる「Let'snote SX2」の可能性を考えたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.