第2回 キーボードカバーなしでも使えるか?――「Surface RT」「Surface RT」の“ここ”が気になる

» 2013年03月26日 22時00分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

まずはソフトウェアキーボードをチェック

photo オプションの着脱可能なキーボードカバーは、Surface RTの大きな特徴と言える

 前回は「Surface RT」の特徴である本体内蔵型スタンド「Kickstand」について触れたが、独自の機能として、オプションとして用意されているキーボード付きカバーもおそらく一緒に買うべきものだろう。しかしキーボードカバーはあくまでオプションであり、タブレット単体で購入した場合はソフトウェアキーボードを使うことになる。まずはソフトウェアキーボードをチェックしよう。

 タッチに対する反応はよく、ソフトウェアキーボードの使い心地は悪くない。指で画面をタップすることを前提とした、必要最小限のレイアウトとなっているため、19(横)×14.5(縦)ミリと、この画面サイズのタブレットとしては余裕があるキーピッチを確保している。

 「~」(チルダ)や「!」(感嘆符)といった記号や顔文字なども用意しており、SNSで近況を書き込んだり、チャットをする場合には申し分ない機能を備えるが、やはり仕事で文章をバリバリと入力するには向かない。PCの設定から“ハードウェアキーボードに準拠したレイアウト”を選べるようにすれば、通常のハードウェアキーボードに似た配列も呼び出せるが、主要キーのキーピッチが14.5(横)×11(縦)ミリと狭くなって打ちにくくなるのだ。

 また、ソフトウェアキーボードで画面の半分ほどが覆われてしまうのも、文字入力の妨げになってしまう。長文を打つ場合は、まあ当たり前なのだがBluetoothキーボードを用意するか、オプションのキーボードカバーを使うのが望ましい。

photophoto 標準のソフトウェアキーボードはキーピッチも確保されており、使い心地は悪くない(写真=左)。標準のノートPCに近い配列のソフトウェアキーボードもあるものの、キー数が増えてキーピッチが狭くなってしまうため使いづらい(写真=右)
photophotophoto 記号や顔文字などのリストもある。SNSで近況を書き込んだり、チャットをする場合には申し分ない種類の文字が用意されている

 Windows 8/RTマシンでは、ソフトウェアキーボードの文字入力時にクリック音が鳴るよう設定されている。ソフトウェアキーボード入力時のフィードバックはバイブレーションなど色々あるが、音のフィードバックも分かりやすくてよい。気に入らなければ「PC設定」→「全般」の項目から設定を変更できる。

 Surface RTはOSがWindows RTであるため、好みのIMEが利用できないところは惜しいところだ。普段使い慣れている変換ソフトやデスクトップアプリの定番テキストエディタが使えないため(Word以外を使っている場合)、ノートPCと同様の入力環境を完ぺきに再現するのは難しい。長文を打つような用途でPCと同じようにガッツリ使いたいと思っている人には、気をつけてほしいポイントだ。

 標準装備の日本語IME(Microsoft IME)は、変換する文字列の長さや予測入力の有無、ローマ字入力時に「N」や母音の過不足を自動で訂正するオートコレクトといった各種機能のカスタマイズができる。長文を打つならばこちらも確認しておくとよさそうだ。キーアサインをATOKやVJEなどに変更できたり、文字種によって全角/半角どちらに変換するか選べる機能などは意外と便利だ。

 次回はいよいよオプションのキーボードカバーをチェックしていく。

photophotophoto Microsoft IMEは変換する文字列の長さや自動変換、予測入力といった機能のカスタマイズが行える

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月17日 更新
  1. 「DJI Osmo Pocket 4」速攻レビュー Pocket 3から買い換える価値はある? 進化したポイントを実機で比較した (2026年04月16日)
  2. 新型「Amazon Fire TV Stick HD」登場 本体をスリム化+USB Type-C端子搭載で6980円 (2026年04月15日)
  3. 新モデル「ViXion2」で「ルーペ」から「日常の眼鏡」へ 9mm大口径レンズで劇的進化を遂げたオートフォーカスアイウェアが越えた一線と、見えてきた壁 (2026年04月16日)
  4. 5990円で買えるバッファローの“半固体”モバイルバッテリーを試す 安全性と利便性は両立できているか? (2026年04月16日)
  5. 「普通の人のためのコンピュータ」はいかにして生まれたか? 「Apple I」から「Macintosh」への軌跡 (2026年04月15日)
  6. Appleはいかにして「今日のAIやWeb」を予見したのか? “暗黒時代”とも呼ばれた1985〜1996年の光と影 (2026年04月17日)
  7. バケツ水攻めに極寒、粉じん ──タフブック30周年の新モデルが示す「現場を止めない」実力を新人記者が目撃した (2026年04月16日)
  8. 2画面を縦に並べて省スペースで使える「InnoView デュアルモバイルディスプレイ」が34%オフの2万8212円に (2026年04月14日)
  9. 日本語配列でタッチパッド付き「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」が32%オフの4746円に (2026年04月14日)
  10. macOS向け「Gemini」アプリ登場 Option+Spaceで即座に起動、画面共有や画像生成にも対応 (2026年04月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年