第6回 Windows RTで使えるアプリはいくつある?――「Surface RT」「Surface RT」の“ここ”が気になる(1/2 ページ)

» 2013年03月28日 21時30分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Surface RTはWindowsストアアプリしか使えません

photo Surface RTを含むWindows RT搭載マシンはx86/x64用に開発されたアプリを利用できない

 前回前々回と2回に渡って「Surface RT」に標準で搭載するオフィススイート「Office 2013 RT」をチェックしてきた。

 Office 2013 RTはOSに標準で付属しているが、これはSurface RTをはじめとするWindows RTマシンがx86/x64用に開発されたWindows用アプリ(マイクロソフトは「デスクトップアプリケーション」と呼んでいる)やデバイスドライバと互換性がないことに起因する。フル版のOffice 2013はWindows RTマシンでは利用できないのだ。ユーザーが利用可能なアプリは、Windows RT対応のWindowsストアアプリに限られる。

 よって、Windows RT対応アプリがSurface RTの使い勝手を左右する。Windows 8リリース以降、マイクロソフトもWindows 8/RT向けアプリのラインアップを増やそうと、アプリの開発コンテストなどさまざまな施策を行っているが、今回はWindows RT対応アプリが現状でどれだけ充実しているのか調べてみよう。

Windowsストアアプリは充実しているか?

 Surface RTはWindowsメール、カレンダー、メッセージング(チャット)、フォト、SkyDrive、Internet Explorer 10、Bing、Xboxミュージック、Xboxビデオ、Xboxゲーム、そしてOffice 2013 RTを標準でプリインストールしており、これ以外のアプリはMicrosoft版のオンラインアプリストア「Windowsストア」からダウンロードする。

 Windowsストアでは、アップルが提供するApp Storeと同じようにアプリがジャンル別に分かれており、それぞれのジャンルの人気アプリや新着アプリを一覧できる。人気アプリを選択すると、最大100個のアプリが出てくるが、App StoreやGoogle Playと異なり順位を記載していないため、どれが人気か分かりにくい。

photophoto Windowsストアでは、App Storeと同じようにアプリがジャンル別に分かれている(写真=左)。人気が高いアプリの一覧はダウンロード数が多いアプリを取り上げているものと思われるが、順位がなく星の数(評価)もバラバラなので、どれが人気なのか分かりにくい(写真=右)

 ストアのラインアップは、App StoreやGoogle Playと大きく異なるが、「LINE」や「Twitter」といったソーシャルアプリや、「Evernote」や「Dropbox」などのクラウド系サービス、「クックパッド」や「HOT PEPPERグルメ」といった料理や店探しのアプリなど“超定番”のアプリはそろいつつある。

 ただし、公式の「Facebook」アプリや「Googleマップ」など重要と思われるものでも提供されていない場合があり、アプリのデキ自体もまちまちだ(Webブラウザからサービスを利用する手はある)。特にゲーム系アプリのラインアップは弱い印象を受けた。個人的にはApp StoreやGoogle Playで盛り上がっているソーシャルゲームなどもあると、さらに楽しめそうだと感じた。

photophotophoto ゲームのジャンルでは、マイクロソフト純正ゲーム(マインスイーパーなど)のほかにトランプゲーム大富豪が遊べる「大富豪WIN LITE」(写真=左)やアルパカ育成ゲーム「アルパカ牧場」(写真=中央)、パズルゲーム「BubbleBreaker」(写真=右)などが人気だ

 なお、WindowsストアアプリにはWindows 8のみに対応し、Windows RTでは動作しないアプリもあるので注意が必要だ。既にWindows/Android/iOSすべてのバージョンがあるようなメジャーなタイトルであっても、Windows RTでは使えないアプリもある。例えば乗換案内アプリの「乗換NAVITIME」はWindows RTでも使えるが、「駅すぱあとPersonal」はWindows RTに対応しない(Windows 8でしか使えない)といった具合だ。

photophoto ストアの検索はチャームで行う(写真=左)。Windows RTに対応しているかどうかは、アプリ概要の「サポートされているプロセッサ」を確認すればよい。ARMと書いていればWindows RTに対応している(写真=右)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月12日 更新
  1. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  2. NAS向け低容量HDD枯渇に「Core Ultra 200S Plus」品薄も――大型連休明けのストレージとメモリ最新動向 (2026年05月09日)
  3. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  4. USB Type-Cの映像出力をワイヤレスでHDMI入力できる「エレコム ワイヤレス HDMI 送受信機セット DH-CW4K110EBK」がセールで1万2580円に (2026年05月08日)
  5. 過去最高の受注急増と苦渋の全モデル受注停止――マウスコンピューター 軣社長が挑む“脱・メーカーのエゴ”と激動の2026年 (2026年05月11日)
  6. サンワ、サイドホイールを備えた多機能ワイヤレスマウス (2026年05月11日)
  7. Microsoftが4月度のWindows非セキュリティプレビューパッチを公開/PCI-SIGが次世代規格「PCI Express 8.0」のドラフト版を公開 (2026年05月10日)
  8. オンプレミスAIを高速化する「AMD Instinct MI350P PCIe GPU」登場 グラボ形態で既存システムに容易に組み込める (2026年05月11日)
  9. VAIO事業が絶好調のノジマ、第4四半期の出荷台数は過去最高に 「AI PC」需要で次期も成長を見込む (2026年05月07日)
  10. まるで工芸品な3kg超のアルミ塊! 官能的すぎる“磁気×メカニカル”なキーボード「Lofree Hyzen」を試す (2026年05月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年